Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• TOMIKA306

  読了日：2024/09/01

  図書館で借りて来た「限定愛蔵版」。4200円(税別)って、なかなか手を出せない金額です。文字の色がバーガンディ？えんじ色みたいな色で小口・天・地に絵があって凝った作りになっていますが、扉がベニヤ板の表面みたいな鉛筆画、しかも文字と同色でなんか汚らしい。小口の絵もぼんやりしているので汚れに見える。買いたくないです。　秋山先生が小学4年生を相手にして話す内容はとても難しい。こんな特殊能力は欲しくないなぁ〜。

• OHNO Hiroshi

  読了日：2024/06/29

  童話作家だと思ってた。結末には、混沌としてしまう。 ペットショップではうさぎ🐰見てると😀幸せになる。 豚を育てて、それを食べられるか。 生き物を食べて生きている、命をもらって。 ジャイナ教は虫も殺してはいけないのでじっと瞑想している。大雄と釈迦の遭遇は、埴谷雄高『死霊』の最後を飾る予定であった、が、論破された釈迦が見てると、大雄の体は風に散っていった、そして悠々と釈迦は大雄が鎮座していた洞窟を後にした、という内容だと、『死霊』の前書きに記されている。

• うさこ

  読了日：2024/08/12

  辻村さんの初期作品はまったくの未読。デビュー20周年記念限定愛蔵版が出たので手にしてみた。天地小口に散りばめられたアイテムの印刷から、本文のインク、フォント、スピンと細部に至るまで、ピンク系でまとめられた装幀が超絶かわいい。章タイトルはしりとりになっているのね。うさぎが大好きなふみちゃんと、ふみちゃんを大好きなぼく。前知識なしに手にしたので、小学４年生のかわいいお話なのかとばかり思っていたら、衝撃の展開にびっくりでしたよー（号泣）。『罪と罰のコンパス』が今から楽しみです。

• Nabe

  読了日：2024/06/20

  大好きな1冊。これは罪と罰、そして何より愛の物語だ。幼馴染のふみちゃんの心を壊した犯人への罰を考える“ぼく”。とんでもない悪意に立ち向かう大きな原動力はどう考えてもふみちゃんへの愛だ。冒頭から愛に満ちている。そして秋先生がとても良い。理路整然とした芯のある考えと、一方で他者の考えも尊重する柔軟さが大好き。先生が「よく頑張りました」と言うたびに私が泣いてしまう。本当に本当に、大好きな1冊をこんな素敵な装丁で読めてとても嬉しい。

• ササミ

  読了日：2024/09/12

  辻村美月さんの作品は毎回ファンタジー要素と現実的な諸問題(いじめなど)の提起がバランス良いなと感じる。

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