Product Details
ISBN 10 : 406218365X
Content Description
直木賞受賞、第一作待望の書き下ろし長編
旅立ちの日は、もうすぐ。
別れる時は笑顔でいよう。
瀬戸内海の小さな島、冴島。
島の子はいつか本土に渡る。
17歳。
ともにすごせる、最後の季節。
母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。
美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。
父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。
熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。
島に高校がないため、4人はフェリーで本土に通う。
「幻の脚本」の謎、未婚の母の涙、Iターン青年の後悔、
島を背負う大人たちの覚悟、そして、自らの淡い恋心。
故郷を巣立つ前に知った大切なこと――すべてが詰まった傑作書き下ろし長編。
【著者紹介】
辻村深月 : 1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。『ツナグ』(新潮社)で第32回吉川英治文学新人賞、『鍵のない夢を見る』(文藝春秋)で第147回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2018/12/11 (火)
Book Meter Reviews
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遥かなる想い
読了日:2014/08/19
zero1
読了日:2019/09/14
しゅわ
読了日:2014/05/22
扉のこちら側
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