Books

英雄の書 上 新潮文庫

Miyuki Miyabe

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101369334
ISBN 10 : 410136933X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan

Content Description

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「ヒロキは『エルムの書』に触れたため、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から彼が持ち出した赤い本がそう囁いていた。友理子は兄を救い出すべくたった一人で、英雄が封印されていた“無名の地”へと果敢に旅立った。

【著者紹介】
宮部みゆき : 1960(昭和35)年、東京生れ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。’99年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、’02年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。’07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 射手座の天使あきちゃん

    「エルムの書」、「無名の地」、「黄衣の王」聞くだけで胸がワクワクしてくるファンダジー! でもですねぇ、宮部先生 なんとも前説が長いですぅ、印税稼ぐため無理に頁数増やさなくてもよろしいのでは!?(笑) さて物語は、同級生を殺傷して行方不明となった兄を探すため、友理子は冒険に旅立ちました お供も2名になって、いよいよ下巻 さあこれからに期待です!!(笑)

  • どんちん

    うぅむ、小学5年生が主人公。またまた、現実的にこんな小学生いねぇよみたいな設定か?と正直読む気が半減してしまった。上巻のおよそ半分が、このファンタジー的な物語の説明であったことと、思ったよりこの友理子、現実の小学生らしい態度でまぁ"許せる"レベルであったこと(多少、キンキン騒ぐのがイラつくが)、それよりなにより、この設定が難解wで理解度は友理子と同レベルであったため、ライバル心むき出し?で先へ先へと読み進めたw流れからしてハッピーエンドになる気配がないのだが・・・で、終わってしまった。では下巻に突入!

  • ジェンダー

    ブレイブ・ストーリーの現代版見たいな感じで楽しく読めました。もちろん内容はまた違いますし、大人向けな感じで難しい面はありますが、結構スラスラよめました。ラストがどうなるか楽しみです。

  • るーしあ

    小学生の冒険譚にしては内容が複雑。大樹の起こした事件の動機を追う後半はともかく、前半の無名の地や咎の大輪の説明には嫌気がさして途中リタイアすら考えた。それほど複雑で理解が難しい。いや、むしろ理解できていない。この内容に小学生がついていけるとはとても思えない。宮部作品にしては珍しい感触だ。それともこの本こそ宮部みゆきの冒険作なのだろうか。このまま読み進めれば何かにたどり着けるのだろうか。色々とモヤッとした気分を含みつつ後半へ。

  • mocha

    難解な設定のファンタジーだけど、この厚さを一気読みさせる筆力はさすが。「本」たちに導かれて先へ先へと進んでいける。現実世界でのいじめは、異世界での苦役よりも生々しくつらい。どんなラストを迎えるんだろう?下巻へ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト