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えどめぐり(仮)江戸 時代小説傑作選 Php文芸文庫

Miyuki Miyabe

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569903484
ISBN 10 : 4569903487
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

神田祭の「お祭掛」に選ばれてしまった家主の徳兵衛。望まぬ大役に困惑するが、普段は役に立たない店子の平吉が思わぬ活躍を見せ…「後の祭」(朝井まかて)、両国橋近くの蕎麦屋で働くお初の人生は、毎日かけ蕎麦を頼む初老の男に「あの客には気を付けろ」と声を掛けられたときから変わり始め…「両国橋物語」(宮本紀子)など、まるで江戸の名所を訪ね歩くような趣のある短編を集めた珠玉のアンソロジー。

【著者紹介】
朝井まかて : 1959年、大阪府生まれ。2008年、『実さえ花さえ』で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、デビュー。14年、『恋歌』で直木賞、16年、『眩』で中山義秀文学賞、17年、『福袋』で舟橋聖一文学賞、18年、『雲上雲下』で中央公論文芸賞、『悪玉伝』で司馬遼太郎賞、21年、『類』で芸術選奨文部科学大臣賞、柴田錬三郎賞を受賞

篠綾子 : 埼玉県生まれ。2000年、『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』で健友館文学賞を受賞し、デビュー。17年、「更紗屋おりん雛形帖」シリーズで歴史時代作家クラブ賞のシリーズ賞、19年、『青山に在り』で日本歴史時代作家協会賞の作品賞を受賞

田牧大和 : 東京都生まれ。2007年、「色には出でじ、風に牽牛」(刊行時に『花合せ』に改題)で小説現代長編新人賞を受賞し、デビュー

宮本紀子 : 京都府生まれ。2012年、「雨宿り」で小説宝石新人賞を受賞し、デビュー。19年、『跡とり娘 小間もの丸藤看板姉妹』で細谷正充賞を受賞

宮部みゆき : 1960年、東京都生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年、『理由』で直木賞、2002年、『模倣犯』で司馬遼太郎賞、07年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞、22年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆみねこ

    朝井まかて・篠綾子・田牧大和・宮本紀子・宮部みゆき、5人の江戸名所を舞台にした物語集。篠さんの「名水と葛」のみ書き下ろし。「名水と葛」、とても良かった!田牧さん、久しぶりに読んだが、やはり面白い。このシリーズ、何冊かは既読だけどまた読んでみたくなった。宮本さんの作品も良い。あとは安定の朝井さんと宮部さん。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「時代小説傑作選・えどめぐり」女性作家による時代小説選〈名所〉がテーマです。五編のうち宮部みゆき氏の一編のみ既読。朝井まかてさんは読みたい本として数冊登録してある作家さん。これを機会に是非読みたいです。篠綾子さんの書下ろしの「名水と葛」読後感最高です。宮本紀子さんの「両国橋物語」既読の宮本さんのものとは全く雰囲気が異なり、呆然でした。今巻もお得意たっぷりのアンソロジーですね。

  • moonlight

    江戸の名所をテーマにした5編のアンソロジー。朝井まかてさん、宮部みゆきさんの作品は既読だが、読み返してもまた楽しめた。印象的だったのは親子ほど歳の離れた両国橋の橋番と蕎麦屋で働く娘との悲恋を描いた宮本紀子さんの作品。田牧大和さんの作品は“とんずら屋請負帖”からの一編でこれだけでは少しわかりにくかったので元の作品も読んでみたい。書き下ろしの篠綾子さんの作品に出てくる白木名水はコレド日本橋の中にあるそうなので見に行ってみよう。

  • ちえ

    5人の作家による江戸を舞台の短編集。 神田祭が舞台、最後は人を食ったような「後の祭」(朝井まかて)。 日本橋の草履問屋の娘お鶴が薬を通して自分の気持ちに気づく「名水と葛」(篠 綾子)。 読み終えて弥生の生い立ちや“とんずら屋”の周囲が気になってくる「鐘ヶ淵――往還」(田牧大和。 切なく強く5篇の中で一番心に残ったのは 「両国橋物語」(宮本紀子)。 そしてラストは墨田区本所をあずかる岡っ引き茂七のところに持ち込まれる盗っ人話。さすがの宮部みゆきさん「凍る月」

  • Tanaka9999

    2023年第1刷、PHP研究所のPHP文芸文庫。5編。篠綾子『名水と葛』近所にある名水の井戸が効果的に使われている。最後のシーンが「お嬢さん」の成長を表していてよい。宮部みゆき『凍る月』タイトルはラストシーンに由来するが、月に気持ちを例えられる失踪した女中の関係がわかるような、わからないような。

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