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サザエさんと長谷川町子 幻冬舎新書

Miyoko Kudo

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344985841
ISBN 10 : 4344985842
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan

Content Description

□小柄で色白の美人だった長谷川町子

□町子逝去の翌年、墓から骨壷が盗難。脅迫額は2000万円だった!? 

□漫画家としてのスタートは「のらくろ」作者・田河水泡の弟子 

□サザエさん一家の名前は志賀直哉『赤西蠣太』からもらった!? 

□町子の西日本新聞勤務時代、将来を誓い合った恋人がいた!? 

□昭和21(1946)年、『サザエさん』は発売後ベストセラー 

□死後、課税対象遺産額は29億円だった!

□パロディ漫画訴訟事件、長谷川家放火事件…一家を襲った災難 

□衰えた筆力と妹・洋子の造反 ほか


【著者紹介】
工藤美代子 : 1950年東京生まれ。91年、『工藤写真館の昭和』で講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • へくとぱすかる

    『磯野家の謎』もおもしろかったが、マンガの内部に集中して、徹底的に掘り下げることが目的だったので、本書とはコンセプトが異なる。作者自身について詳しく書いた本は、『サザエさんうちあけ話』以外に読んだことがなかったが、いろんな点で語られない事情も多かったようだ。生誕100年の伝記が、みごとに昭和史と並行する。サザエさんの作者はやはりすごい人で、登場する有名男性マンガ家もかすんでしまうと感じた。作者と主人公を同一視してしまうのは、ありがちな誤謬だが、磯野家は作者にとって、理想の家庭像だったのかもしれない。

  • きみたけ

    長谷川町子さんの生涯とまつわる長谷川家についてのお話でした。どうしてもサザエさんイコール町子さんと思い、どこか似ているのだろうと考えていましたが、実際の足跡をたどってみると波瀾万丈の人生を歩んできたことがわかりました。ひとつの大きなドラマを観るような感じで面白かったです。

  • Kepeta

    幼少時から姉妹社版サザエさんを愛読し、その他長谷川町子の漫画や妹の洋子さんの著書も読んだ身としては、やはり最大の関心は晩年の姉妹間の確執の謎なんですよね。長谷川家は町子を売り出す為のチームと見抜き「三姉妹のどの言い分も鵜呑みにするべきではない」というのはフェアな視点ではあるのですが、もう少しキッチリ調べて踏み込んでもらいたかったです。残念ながら「サザエさん打ち明け話」と「サザエさんの東京物語」から得られる以上の情報はない感じでした。関係が濃すぎる女系家族に莫大な金銭が絡んだという複合的要因な気はしますね。

  • アキ・ラメーテ

    女性漫画家の先駆け。お母さんが強過ぎる!家族経営ならではのゴタゴタ。偉大な漫画家と暮らすのは大変だろう。『サザエさんうちあけ話』で語られた話の表には出さない長谷川家の顔。

  • kei-zu

    「萩尾望都と竹宮恵子」が面白かったので、著者は違うが同じ新書から刊行の本書に手を伸ばしました。 本書で決して好意的に書かれているのは言えない「サザエさん」の作者の暮らし向きは、漫画を読んでいて若干は感じるものがありました。 一般の日本人に馴染みのないキリスト教の描写が描写が少なくないしね。 それでも、であるからこそ客観的に「庶民の暮らし」を描けたのではないかと思う。対人関係も大変だったようですが、まあ、創造者ですし。 長谷川町子美術館もサザエさん関係が増設されたと聞きます。折を見て行かねば。

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