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映画にまつわるxについて 2 実業之日本社文庫

Miwa Nishikawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408556147
ISBN 10 : 4408556149
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

原作として執筆した小説『永い言い訳』を自ら脚本化。オーディションを行い、配役を決定して、撮影開始。オリジナルの音楽を作り、百戦錬磨の映画職人たちを束ね、俳優たちの自意識に翻弄され(主演・本木雅弘氏のメールを収載。必見!)、公開前には宣伝活動に精を出す…才気あふれる映画監督が作品制作に費した、かけがえのない日々を克明に綴る!

目次 : 映画にまつわるXについて(X=エール/ X=撮る ほか)/ 『永い言い訳』によせて/ 小説(ガラスごしの空/ ラブレター、あるいは湖の底に沈んだ手紙)/ 書評・映画評(『ハズバンズ』によせて/ 『男の中の男』によせて ほか)/ エッセイ(言葉とつきあう/ タジン鍋 ほか)

【著者紹介】
西川美和 (映画監督) : 映画監督。1974年広島県生まれ。2002年『蛇イチゴ』で脚本・監督デビュー。2016年『永い言い訳』を映画化し、第41回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門正式出品、第71回毎日映画コンクール監督賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hope

    西川美和は男前だ。今作でも「映画作り」という旅が満喫できる。 『永い言い訳』の舞台裏が中心。初めての子役に対してのうろたえぶり。師匠の是枝監督との兄妹のような様子。様々な個性的なスタッフたちの心意気。 そして!49ページにも及ぶ本木雅弘の面倒くささが放送事故レベル。笑 え?こんなにやばい人なの?こんなメールのやり取り書いちゃっていいの? いやー、堪能しました。笑

  • d3

    映画監督西川美和氏によるエッセイ集。表題のとおり、映画にまつわるエピソードが並ぶ。xの部分には毎回違う単語が当てはめられ、テーマになる面白い仕掛けだ。 映画「永い言い訳」の制作時期と平行して書かれた文章が収録されているため、プロダクションノート的な楽しみ方もできるし、映画監督のごくごく内面的心象も吐露されて興味深い。 映画監督がいかに孤独であるか、俳優のパブリックイメージがいかにギャップに満ちているか。この2点を堪能できる一作である。

  • マカロニ マカロン

    個人の感想です:B。映画『永い言い訳』の主役に本木雅弘さんを当てたいのだが、以前キャスティングしてから断ったことがあり、気まずい思いでのメールのやりとり、子役の二人のオーディションから演技指導等など、映画のメイキングのような構成でとても興味深く読んだ。また映画手使う音楽や演奏家をどのように決めていくかというのも初めて知ることばかりだった。もう一度この本を念頭に映画を見てみようと思った。子どもが独立し二人きりになった広島の両親が飼い始めたラブラドル・レトリバー「ネル」との交流もとても心にしみた

  • qoop

    監督である著者の自虐的なペーソスたっぷりに綴られた映画製作の挿話。どのエピソードも興味深いが、子役の使い方・付き合い方、某二枚目俳優の(我々のイメージを裏切らない、いやそれに層倍する)面倒臭さなど、前巻以上に感じ入る部分が多かった。実を言うと著者の作品を観たことがないのだが、その文章力のみで十分魅力的なので、僕みたいな読者は決して少なくないのでは?と思っている。ただ、楽しめば楽しむだけ義理が立たない気もしてきたし、そろそろ観ておくべきかな、とも…

  • 赤鬼

    個人的には2の方が好き。読む手側が彼女の言葉に慣れてきたのも相まって、馬鹿みたいに読み耽ってあっという間に最後のページだった。書き続けてるだけあって確実に表現が上手くなってるし、特に本木さんとのエピソードはコントみたいだった。キレが良くて、これだけで物語として十分に成り立ってると思えるくらいに良く出来てた。そして、映画と言う嘘を作る事の愚かさを子役の子達を通して嫌が応なくこちらも感じされられた。それでも作る。それでも撮る。このどうしようもなさが、良かった。

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