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西荻窪キネマ銀光座 角川文庫

Mitsuyo Kakuta

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041009192
ISBN 10 : 4041009197
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
三好銀 ,  

Content Description

名作映画に寄せた想いを三好銀の漫画とともに綴る映画エッセイ!

ちっぽけな町の古びた映画館。私は逃亡するみたいに座席のシートに潜り込んで、大きなスクリーンに映し出される物語に夢中になる――
名作映画に寄せた想いを三好銀の漫画とともに綴る極上映画エッセイ!


【著者紹介】
角田光代 : 1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で「海燕」新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞。06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞を受賞

三好銀 : 1955年静岡県生まれ。漫画家。89年、ビッグコミックスピリッツ(小学館)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シブ吉

    「東京の西荻窪あたりに、古い映画館がある。」そんな前置きで始まる本書は、古今東西の映画二十本を取り上げてはいるものの、ただの映画紹介本ではない。角田さんが作品を観た感想と、三好さんの漫画の、その繋がりの無さが何とも奇妙な展開で進んで行く、ちょいと風変わりな本でした。そんな中でも「マグノリア」に於ける角田さんのコメント。「私は人生玉突き事故説の信奉者である。人生とは玉突き事故のようなもの。コントロール不可。独りよがり及び抜け駆け不可。予測推測不可。いちぬけた、不可。」このコメントの最後がたまりませんでした。

  • セウテス

    〔再読〕23本の映画の作者の感想や人生観と、何故か漫画のエッセイ。「幸せな遊戯」や映画でも話題作の「八日目の蝉」などで興味があった作者を、知りたくて読んだ。当時、西荻窪周辺に住んでいた私は、他の作家作品でもそうだが荻窪とか吉祥寺とか、敏感に反応していた気がする。学生位の頃、「太陽がいっぱい」「バッファロー66」とか、男性としての自信のなさを学んだ。また本作を読むちょっと前に観た、「ポンヌフの恋人」「アメリカン・ビューティー」など、人生や男としての危うさも知った。映画と本から、学んだ事は多いなぁと感慨深い。

  • からかい上手の高木さんそっくりおじさん・寺

    角田光代、いつか1冊読みたいとは思っていた。この本は半分は三好銀という人の漫画になっている映画エッセイ。初めてには丁度いい。私は映画館の無い田舎で育ったせいか、映画好きの人に憧れと嫉妬がある。映画が日常にあった人を都会人だと思ってしまう。そんな私でも知っている題名の映画23本に纏わるエッセイ&漫画。ネガティブも悪感情も当たり前に存在して否定も肯定もしない様な角田光代の思索が素敵だ。沢山共感した。好きなのが『太陽がいっぱい』のエッセイ。恋の正体を突き止めている。だから私は映画好きの女性に恋するかも知れない。

  • コットン

    昔よく見た2本立て、3本立ての映画館の雰囲気をこの本で味わえた。それというのもコミックとのコラボが現実ではない暗闇と一筋の光の映画的どこかへ誘ってくれるからだろうか。

  • かおりんご

    エッセイと漫画?映画についての軽い話が23話。そういや、最近映画を見てないなぁと思った。

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