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今夜は、鍋。 温かな食卓を囲む7つの物語 新潮文庫nex(ネックス)

Mitsuyo Kakuta

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101802770
ISBN 10 : 4101802777
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

心にじんわりと沁み込む、あったか鍋を召し上がれ。今夜は、鍋にしよう。外は冷える。スーパーで好きな具材を買いこんで、飲みものも忘れずに。少しのわだかまりを抱える恋人たちも、久しぶりに会う友人たちも、人生の節目を迎える家族も‥‥温かな湯気立つ食卓を囲めば、今宵は特別な夜。どんな食材も鍋に入れば絶品に。美味しい鍋と、楽しいおしゃべり、至福の時間のはじまり。人気作家たちによる“鍋を囲むひととき”を描く、七篇。

【著者紹介】
角田光代 : 1967年神奈川県生れ。魚座。1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。2005年『対岸の彼女』で直木賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2012年『紙の月』で柴田錬三郎賞。ほか受賞・著書多数

青木祐子 : 獅子座、A型、長野県出身。『ぼくのズーマー』で2002年度ノベル大賞受賞

清水朔 : 唐津市生れ。2017年『奇譚蒐集録 弔い少女の鎮魂歌』が日本ファンタジーノベル大賞最終候補に

友井羊 : 1981年、群馬県生れ。『僕はお父さんを訴えます』で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞、2012年デビュー

額賀澪 : 1990年、茨城県生れ。2015年に『屋上のウインドノーツ』で松本清張賞を、『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    ”読む絶品鍋”とある。6人の作家陣の7つのアンソロジーを面白く読んだ。中でも清水朔『初鍋ジンクス』が好き。ちょっと怖い織守きょうや『やみ鍋』や、そういうできないなのねと思った額賀澪『できない君と牡蠣を食べる』も面白かった。ラストの角田さんの『鍋セット』には母親の気持ちが私伝わってきた。息子の一人暮らしを、後ろ髪を引かれる思いで帰路に着いたあの日を、あの頃を思い出し目頭が熱くなった。

  • aoringo

    冬と言えば鍋。でも寒い日にみんなでワイワイとは違って、この本に登場するお鍋は一癖二癖あるものばかり。学園物、ホラー、擬人化、普段読まないようなテイストの話が読めるのもアンソロジーの良さ。書き下ろしが多くてほとんど初めましての話だったのも嬉しかった。

  • みかん🍊

    今の季節にぴったりの鍋に纏わるアンソロジー、餃子鍋、火鍋、水炊き、牡蠣鍋、やみ鍋など様々な鍋が出てきてどれも美味しそう、好きな作家さんばかりなのでどれも良かったが、火鍋はちょっと後味が悪かった、唯一初読みの作家さんの初鍋ジンクスは最初は嫌な感じだったが読後感は良かった、最初と最後の角田さんの鍋はどちらもほっこり温まりました。

  • よつば🍀

    「合作、冬の餃子鍋/角田光代」「四人いるから火鍋にしましょう/青木祐子」「初鍋ジンクス/清水朔」「両想い鍋パーティー事件/友井羊」「できない君と牡蠣を食べる/額賀澪」「やみ鍋/織守きょうや」「鍋セット/角田光代」鍋をテーマにした7話収録の短編集。お鍋のような温かい物語だけではなく、ホラー、ミステリ、ファンタジーとジャンルは様々。「両想い鍋パーティー事件」では、まんまと騙され、「やみ鍋」はゾッとする。お気に入りは角田さんの二篇。ラストの話は母と娘の会話にリアリティを感じ自分の経験を思い出しちょっとウルウル。

  • papapapapal

    お鍋をテーマにした作品集。ファンタジー、苦め、ホラー、ほっこり系など、テイスト様々でバラエティ豊かな一冊。 アンソロジーの醍醐味と言えば新しい作家さんとの出会い。初読みはファンタジーの清水朔さん、ミステリの友井羊さん、ホラーの織守きょうやさん。3編とも読みやすく、印象に残る作品ばかり! 角田光代さんの『鍋セット』は何度読んでも良い…名作中の名作。

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