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方言でたのしむ「イソップ物語」(仮)

Mitsumasa Anno

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582837827
ISBN 10 : 4582837824
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ikutan

    あの動物たちが出てくるイソップ物語を方言で楽しむ作品。私には馴染みのない方言だったので、ちょっと読みにくかった。その地域の方に実際に朗読してもらったら、きっと味わい深くなるんだろうなと思う。安野さん独自の解釈や教訓、「下心」と称したひとことが的を得ていてなかなか面白い。細い線でさらっと描かれた挿し絵も表情豊かで、微笑ましかったり、ニンマリさせられたり。英語は中二レベルでも絵を描けば通じちゃうという安野さん。さすがですね。羨ましい。『イソップ物語』を読むきっかけや金山の治さんの話など、あとがきもよかった。

  • neimu

    安野光雅の絵だから読みたいのか、イソップが好きだから? それとも方言に興味があるから? 昔、民俗学博物館で各地の方言で語られる桃太郎を聞いたことがある。あの時の感動が蘇って手に取ったのだが、字面で見る方言は何処の方言何だかしっくりこない。おまけに話も自分が知っているイソップとは随分異なるような内容。方言だから変わってしまっているのか、意図的に変化させているのか。更に話の切れ目が今一つよくわからない。全体で70話? うーん。読んで良かったというよりも読んでみたいと憧れているだけの方が良かったとしか思えない。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    方言で読むイソップ物語。お気に入りの読友と同じく、私もイソップ物語をよく知らなくて話が分からないのと、方言の言い回しが馴染みがなかったので話にのめり込めませんでした。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    私設絵本図書館の館長さんのお勧め本。方言で語られる、ちょっと珍しいイソップ物語。でもギリシャ時代から始まった寓話集だと理解していても「騙される方も悪い」、「どんなに咄嗟の判断だったとしてもやり直しは利かない」という厳しさは今はちょっと、くどく、感じたかな。後、「狐=悪賢い」はイソップ物語からだったのか!余談ですが伯母の愛犬が、気になる玩具が二つ以上、あった場合、もう一方を咥え、もう一方を前脚で蹴りながら、移動するも上手くいかない様子を見てイソップ物語の「欲張りな犬」を思い出すのはここだけの話です(笑)

  • ベル@bell-zou

    方言によるイソップ物語(伊曾保物語)70話。安野さんの独自解釈やツッコミが入るスタイル。『きつねがひろったイソップ物語』に近いかな。方言が思いのほか読みにくく標準語バージョンも挟みつつの70話は一気読みには向かなかったかも。政治的思想も僅かにチラリとするのが違和感。挿絵は力の無い線ながらも味があるけれど、なんというか…寂しい感じがする。あとがきでイソップ物語と安野さんの縁とこれまでの関りを知り、作品への思い入れを感じた。

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