これを聴けば日頃汚れた心も真っ白になれる気がするピアノのインスト。アレンジも、さらっと聴けるいい具合です。 日曜はコレでのんびりがいいです。

本来デッドな音響アプローチが彼の売りであるはずが残響音をきっちり音響表現に取り入れたのは意外だった。木霊する音、儚く消え行く音にどんな思いを込めたのか？ドビュッシィ等のフランス近代に近い和声によるピアノ・ソロは映画音楽的。よく似た音も世間に溢れているのも承知の上でこのCDを繰り返し聴いてしまう。

前作の『ドーパミン』以来の新作！前作では、各曲ごとにゲストヴォーカルをむかえての作品（廃番？）で快作だったのに、今回はピアノだけ！！これがまた素晴らしく多才だなと感心させられるアルバムです！