Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 眠る山猫屋

  読了日：2025/04/14

  漫画をこよなく愛する少女たち、そして過去のある指導教諭の物語。アニメ化おめでとう。この熱量を、料理できるのかな？今回は表紙を飾る寺村七さんに泣かされた。過去編・ロストワールドで、手島先生のかつてのアシスタントでもあった彼女が手島先生を見捨てられずに、共に島に渡ってきた来歴が語られる。そして現在。まだ密かに描いていたんだね。編集者さんとの遣り取りが熱い。個人的には深く刺さる作風でも、万人受けしなければプロとして通用しない。けれど“読者”としての真の気持ちは・・・。人間としての深情は消せない。赤福ちゃんナイス

• JACK

  読了日：2025/04/23

  ☆ 王島高校漫研の仲間たちは中間試験、コミティア出展、まんが甲子園出場と、夏に向けて大忙し。登場人物がみんなキラキラした目をして好きな事に正面からぶつかっている。それをそばで見て助けてくれる先生も、過去の苦しい経験を乗り越えて前へ進もうとしている。先生の過去を描く「ロストワールド」はマンガに命を賭けるという言葉の意味を考えさせられます。読んでいて苦しくなったり熱くなったり、素晴らしいマンガです。オススメ。

• わたー

  読了日：2025/06/24

  ★★★★★今回はなんといっても、コミティアでの出張編集部への持ち込みとロストワールド7だろう。前者は三者三葉の結果がどれも彼女たちらしくて、同じ部活で同じイベントに参加しているのにこうもちがうのかと対比がとても良った。そんなキラキラした青春である前者に対し、後者は……いや、はじめからわかっていたことだがやっぱりツラいよ。でも、過去編がー段落したところでアニメ化発表は、できすぎなくらいで良かった。

• コリエル

  読了日：2025/04/11

  アニメ化やら受賞やら盆と正月って感じでめでたいね。その隣で過去の手島先生がダークサイドに落ちてしまった。そんな彼女を脇で支える七ちゃんに感動だよ。友は財産。彼女の百人に一人にしか届かないような作品も、いつか人目に触れてほしいな。

• かなっち

  読了日：2025/05/18

  2025年4月新刊。受賞二冠達成とテレビアニメ化決定、おめでとうございます。漫画を愛する高校生による、漫画浪漫成長譚第7巻。今巻も悲喜こもごもありながら、楽しそうな皆にこちらもワクワクしちゃいます。と同時に、初挑戦の「まんが甲子園」は本選へ進出できるのか、ドキドキもして。そんな希望を描く現在と真逆だったのが「ロストワールド」の悔恨の過去で、夢だけでは生き残れない現実に胸が痛みました。それらを踏まえてから、手島先生の言葉の意味を考えると重みを感じますね。何はともあれ面白くて、早くも次巻が読みたくなりました。

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