Hopiumforthemasses

Nine Inch Nails や Rammstein にも影響を与えたことで知られるインダストリアル・メタルのパイオニア、ミニストリーが16枚目のアルバムをリリース。『Filth Pig』や『詩篇 69』といった 90年代の傑作を思い起こさせる、ファン歓喜間違いなしの仕上がり！

インダストリアル・メタルのパイオニア、Ministry。Nine Inch Nailsや Rammsteinらにも大きな影響を与えたことで知られる彼らは、81年にシンセ・ポップ・バンドとして結成。その後よりヘヴィなアプローチをとることで、大きな人気を獲得していった。とりわけ『ザ・マインド・イズ・ア・テリブル・シング・トゥ・テイスト』（89 年）、『詩篇 69』（92 年）といったアルバムは、ゴールド、プラチナム認定されるほどの大ヒットに。08年に一旦解散するも、11 年に再結成。12年にギタリストのマイク・スカーシャが亡くなるという悲劇に見舞われ、『From Beer to Eternity』（13年）が彼らの最後の作品になるとアナウンスされる。だが翌14年、彼らは再復活。『AmeriKKKant』（18年）、『Moral Hygiene』（21年）とパワフルなリリースを続け、Ministry 健在を力強くアピールした。

この度、そんなMinistryがニュー・アルバムをリリースする。『HOPIUMFORTHEMASSES』と題された本作について、リーダーのアル・ジュールゲンセンは、「これまでで最も Ministry らしいサウンドのアルバムだ」と断言する。と言うのも、本作は「若かりし頃、『Filth Pig』や『詩篇 69』を作った頃みたいに、バンドみんなで作った作品」なのだ。アルの言うとおり、90年代のMinistryを強烈に思い起こさせる、ファンは歓喜すること間違いなしの、素晴らしい内容だ。気候変動、ミソジニー、インセル、SNS。今回も、アルは現代社会の病巣に深く切り込む。不穏なことが続く世界情勢。Ministry には、まだまだ言いたいことがたくさんあるのだ。

■ 日本語解説書封入／歌詞対訳付き

【メンバー】
アル・ジュールゲンセン (ヴォーカル)
ジョン・ベックデル (キーボード)
モンテ・ピットマン (ギター)
シーザー・ソート (ギター)
ポール・ダムール (ベース)
ロイ・マイヨルガ (ドラムス)

(メーカー・インフォメーションより)