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神々と人間のエジプト神話 魔法・冒険・復讐の物語 歴史文化ライブラリー

Michinori Oshiro

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642059176
ISBN 10 : 4642059172
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan

Content Description

旧約聖書やイソップ寓話、ハリー・ポッターなど、物語の題材の起源となったエジプト神話。神々と王・役人・庶民らが織りなす六つの神話を日本語に訳し、事物・風習・文化を解説。人々を魅了する古代エジプトへと誘う。

目次 : 神々と人間の物語―プロローグ/ 魔法と魔法の書の物語(「セトナ・カエムアス一世とトト神の魔法の書」―王子たちの数奇な運命/ 「ウエストカー・パピルスの物語」―魔法使いと二人のファラオ)/ 役人たちの旅と逃亡の物語(「ウェンアムン旅行記」―古代世界の大航海記/ 「シヌへの物語」―ある逃亡者の記録)/ 農耕民の愛と知恵の物語(「二人兄弟の物語」―愛と不義の〓末/ 「雄弁な農夫の物語」―理不尽に立ち向かう庶民)/ 永遠のナイル世界に生きる―エピローグ

【著者紹介】
大城道則 : 1968年、兵庫県に生まれる。1992年、関西大学文学部卒業。1997年、バーミンガム大学大学院古代史・考古学学科修士課程修了。1999年、関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。現在、駒澤大学文学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おだまん

    「エジプト人シヌへ」の参考書として。確かにこのあたりが分かるとより楽しめるなぁと。西洋の物語の起源。

  • 遊未

    「シヌヘの物語」は昔から紹介されています。「ウェンアムン旅行記」はビブルスに木材買い付けに行くが、苦労が偲ばれます。いつの日か結末が発見されますように。レバノン杉が松科とは。魔法の話、雄弁な(雄弁過ぎる?)農夫の話など。当時の様子が描かれています。

  • AkiTakahashi32

    神々と王、役人、庶民らが紡ぐ6つのエジプト神話。 独特の言い回しで、理解が難しい箇所もあったのだけど、神話の裏側にある当時の事物や風習、文化を知る事ができて、大変興味深い本だった。

  • huchang

    同じ文化圏にあった物語でも、時代が変わると理解がかなり難しくなる。特に笑いやユーモアなんかの感覚は最たるもので、そこまで古くない江戸時代の黄表紙ものなんかはそのギャグがなぜ面白いかの解説を無理やり聞かされてる感じだが、里見八犬伝、怪談やなんかは現代でもあまり無理なく理解できる。そこへもってきて、古代の、しかもエジプトの神話を解説するわけだから、難易度は高い。神話って真面目くさって聞いてちゃアカンところがあるから、今度はそういうのも是非。

  • Go Extreme

    古代エジプトの文学的背景: 思考・文化・宗教観を反映・王権や社会秩序強調 神々と人間の関係: 神々は王権を支える力・ファラオと密接な関係 ハトシェプストー自身を神の子→王権正当化 物語の特徴: 神々と人間の相互作用を描く「物語的神話」中心 オシリスやホルスの神話は人間の運命と結びつく 社会的構造と文学: 社会はピラミッド型・文学に庶民の視点登場 文化と教育: 教育重視・書記などの知識人が社会的に尊重 死後観と神話の影響: 死者の再生が重要視され神話にも反映 「セトナ・カエムアスの物語」ー死者との対話や復活

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