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古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話

Michinori Oshiro

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591187456
ISBN 10 : 4591187454
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「黄金よりも、文字資料が見たい!」学問が狂気に変わる


考古学者は古代文字に取り憑かれて、文字を読んでいないと落ち着かない!
謎が多い民族を研究し、ヒエログリフで会話。
言語学者は魔境に棲む覇者に出くわし、キモい!古代人のラブレターを解読。


“日常には役に立たない“が最高に楽しい!
古代文字に囲まれてロマンを追いかける研究者たちの実録記



【内容紹介】
●古代文字を解読する言語学者の話 大山祐亮
・言語学者はつらいよ‥‥ロマンを追うだけでは食べていけない
・言語学者になっても、コミュニケーションは得意にならない
・今すぐできる多言語を操るための勉強法
・言語学者、「なろう系」小説を読みあさる
・書店では見かけないマニアックな辞書の世界
・キモい! 古代からのラブレター
・一日15時間! 食事、風呂以外は全て机に向かう。動かない日常
・異国の地で働くと、どうなるか?

古代文字の勉強道具 こだわりのハードカバー、アンティーク調のノート


●古代文字を解読するエジプト考古学者の話 大城道則
・考古学者、古代文字の魅力に取り憑かれる
・ヒエログリフのお土産品
・未解読文字の世界
・エジプト・マニアを探せ
・エジプトの国民食コシャリは文化の坩堝
・発掘中に発見した古代文字
・ヒエログリフを読みたくて、研究会に入る
・ヒエログリフは、ヘビは「F」、フクロウは「M」で表す

古代文字の勉強道具 書いて書いて書きまくるノート


●古代文字を解読する古代地中海史研究者の話 青木真兵
・謎多き民族、フェニキア人を研究する
・憧れだけでは無理! 発掘初心者、挫折する
・発掘初心者の海外一人旅
・国内外の発掘珍道中
・フェニキア人研究、暗礁に乗り上げる
・古代地中海史研究者、社会福祉士になる

古代文字の勉強道具 身体で「書く」万年筆

【著者紹介】
青木真兵 : 専門分野:古代地中海史(フェニキア)。1983年生まれ。埼玉県出身。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者、思想家。博士(文学)。社会福祉士。大学時代に古代フェニキアに魅了され、研究に勤しむ。2016年より奈良県東吉野村に移住し、自宅で人文系私設図書館Lucha Libro(ルチャ・リブロ)を開く

大山祐亮 : 専門分野:比較言語学・インドヨーロッパ語族。1994年生まれ。栃木県出身。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。福州外語外貿学院外国語(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • へくとぱすかる

    古代文字にロマンを感じ、取り憑かれるのは、私もそうだが、似たような興味関心の方向を持っているようだ。古代文明の謎とか、そういう本やテレビ。本書を書いた3人の研究者それぞれの半生や志向など、そういう方面の専門家になりたくてもなれなかった私は、大いに興味を抱いて読み始めた。学者の世界ってすごいと思う。やはり勉強の量が違うし、扱う本も違う。Amazon の宅配段ボールなみの大きさの辞書とはまいった。ヒエログリフの解説本も今は一般書として書店にあるし一度読んでみよう。エジプト料理は日本人の口にあうらしいとのこと。

  • さとうしん

    ヒエログリフやフェニキア文字など、主に地中海沿岸地域の古代文字の研究者の半生。古代文字との出会い、学生時代の学問遍歴等々三者三様で面白い。それにしても同じ古代文字とはいっても甲骨文字など中国の古文字学とは随分スタンスが違うなと感じさせられた。大城先生の、好太王碑のような漢字資料には興味が持てないというのには共感を覚えた。これは私が秦漢簡にもうひとつ興味が持てない理由でもあるのかもしれない。

  • 電羊齋

    全体的に楽しく読めた。ヒエログリフ、フェニキア文字などなどの古代文字の研究者三人が綴る三者三様の生き方と学問へのスタンスが面白い。研究者三人が語る古代文字との出会いとその魅力もまた楽しい。読んでいて、自分が学問に出会ったときの初々しい気分が蘇ってきた。また、三人とも、古代文字・古代言語の学び方として、史料や文字を実際に紙に書くことの重要さを強調しているのはうなずけるところ。それから、効率重視の世の中で、研究をしながら生きていく大変さも書かれており、いろいろ考えさせられた。

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