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地球に終わりは来ない(仮)

Michael Shellenberger

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759821710
ISBN 10 : 4759821716
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

環境アラーミズムと温暖化懐疑論を超える注目の全米ベストセラー!著者からの「日本語版に寄せて」を収録。確かに地球は温暖化している。それは止めなければならない。だが、温暖化だけで人類が絶滅するわけではない。先進国の環境アラーミストが推し進めようとする環境対策は、開発途上国に必要な経済発展を阻害し、むしろそれが地球の環境を悪化させる。長く環境運動に取り組み、世界各地の実情を見てきた著者が、IPCC報告書等の科学的知見に基づき、真に実効的な環境保全の道を示す。

目次 : 世界は終わらない/ 地球の肺は燃えていない/ プラスチックストローでもいいじゃないか/ 第六の絶滅はキャンセル/ 搾取工場が地球を救う/ クジラを救ったのは貪欲(グリーンピースではない)/ ステーキも召し上がれ/ 自然を守るのは爆弾/ 環境保護が環境破壊につながる/ グリーンの内側/ 力ずく/ 迷える魂と偽りの神々

【著者紹介】
マイケル・シェレンバーガー : タイム誌の「環境の英雄」、スティーブンス工科大学科学著作センターが贈る2008年グリーンブック賞の受賞者であり、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次評価報告書の専門査読者でもある。20年間にわたり、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、ネイチャー・エネルギー誌などにエネルギーや環境に関する記事を執筆してきた。また、カリフォルニア州バークレーに拠点を置く独立した超党派の研究機関であるエンバイロメンタル・プログレスの創設者兼会長でもある

藤倉良 : 法政大学人間環境学部教授。1982年、インスブルック大学大学院修了、理学博士。環境庁(現環境省)職員、九州大学工学部助教授、立命館大学経済学部教授を経て、2003年から現職。公益社団法人環境科学会副会長

安達一郎 : 国際協力機構JICA専門家。大阪大学卒業後、大阪府入庁衛生工学技師、2001年神戸大学国際協力研究科修了、国際協力機構職員、JICAプロジェクト専門家、本部勤務等を経て現職。専門は環境法政策

桂井太郎 : 国際協力機構バングラデシュ事務所次長。法政大学大学院環境マネジメント研究科修了。国際協力銀行ハノイ駐在員事務所専門家、国際協力機構ベトナム事務所企画調査員(都市水環境・気候変動担当)などを経て2018年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ステビア

    地球温暖化に限らず、終末論的環境主義者たちのさまざまな誤りをデータでぶった斬るロンボルグ的な本。結局、エネルギー効率のいい発電方法(著者は原発推し)を選び、発展途上国の産業を集約化し、貧困から解放するのが最大の環境保護。

  • スコットレック

    図書館本。大切な事は陰謀論・悲観論に安易に踊らされず、一歩引いてみて事実を認識しようとする事かと。貧困から這いあがろうとしている人達を自然保護の名目で押さえつけてよいのか。(しかも自然保護の観点からも良い結果に繋がっていない)、鳥たちの生命を脅かす風力。コスト・信頼性・使用面積etcで大きな問題を抱える太陽光。(ソーラーパネルの廃棄が環境破壊に繋がっているとしたらなんという皮肉だろう。)ただ、核兵器に関しては歴史上起こった事実としては、たとえ本書に書かれている通りだとしても、楽観的にすぎると思う。

  • 乱読家 護る会支持!

    環境問題はアラーミスト達が騒ぎ立てることによって、よけいに地球に負担をかけることになっているという「本当の警告」を投げかけるものです(本当かどうかは、僕にはまだ判断がつきません)。 一神教価値観では、聖書に描かれている「黙示録」など、神による最後の審判がいずれやってくるとの恐怖感があり、それがアラーミストの不安を煽っているのかもしれません。 そう考えると、暴力的なアラーミストは、輪廻転生を信じる仏教圏、ヒンズー教圏では少ないように思えます。

  • ピラミッド

    この本に書かれていることを素直に、そのまま、偏見なく読んだとして。環境活動家たちはいたずらに人々の恐怖を煽る詐欺師 兼 自分達の利益のために世界に争いをもたらす最悪の死の商人であり、各メディアはそれらの言説をファクトチェックもろくにせず垂れ流す救いようのない間抜けであり、一般市民もまたそいつらと同等のアホである、ということになるだろう。 自分に都合の良い情報だけ信じていたいというのは怠惰の極みなのでちゃんと参考文献も読もうと思う。

  • TAKA-SAN

    地球温暖化は事実。しかし、経済成長を促し、適応策、そのための研究・開発に投資すれば乗り越えられることを多岐にわたる根拠論文に基づき示した書籍。 本当に地球は危機に瀕しているのか?再生可能エネルギーは意味があるのか?石炭火力発電や原子力発電は止めるべきなのか? 昨今、メディアで論じられている“常識”を丁寧に検証しており、価値がある。 冷静な議論や政策を理解しなければならない政治家、行政官、NGO関係者には是非読んでほしい。

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