Product Details
ISBN 10 : 4409031406
Content Description
マルクスの思想を「善き生」への一貫した哲学的倫理構想として読む、ドイツ哲学界重鎮による本格的入門書。
「われわれは現在、マルクス主義の建築瓦礫を押しのけてマルクスの思考を露見させるという課題と機会とをもっている。」
◎目次
第一部 マルクス哲学入門
第一章 カール・マルクスの哲学
第二部 批判的介入
第二章 『資本論』案内
第三章 カール・マルクスは正義論者なのか?
第四章 顕著な歪み! カール・マルクスの資本主義批判の悪夢の構造についての考察
第五章 インタビューマルクスの社会的なアクチュアリティ
付録1 カール・マルクスの歴史哲学――ヘーゲルからマルクスへ
付録2 対象的類的存在の回帰――ユルゲン・ハーバーマスの人間的自然の将来に関する論考について
【著者紹介】
ミヒャエル・クヴァンテ : 1962年生まれ。ミュンスター大学実践哲学講座正教授
桐原隆弘 : 1970年生まれ。広島大学大学院人間社会科学研究科教授。立正大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。フランクフルト大学(ドイツ)哲学博士
後藤弘志 : 1961年生まれ。広島大学大学院人間社会科学研究科教授。広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。トリア大学(ドイツ)哲学博士
硲智樹 : 1976年生まれ。広島大学大学院文学研究科准教授。広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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