カール・マルクスの哲学 リベルタス学術叢書

生誕２００年を記念して―「哲学者マルクス」の再生。現代ドイツ哲学最重要人物の一人であるミヒャエル・クヴァンテによるマルクス論。

目次 : 第１章　人間の解放/ 第２章　政治的なものの埋葬/ 第３章　承認と類的存在/ 第４章　歴史の構想/ 第５章　承認と経済学批判/ 第６章　市場批判/ 第７章　ヘーゲル弁証法の止揚

【著者紹介】
ミヒャエル・クヴァンテ : １９６２年生まれ。ベルリン自由大学、ミュンスター大学で哲学を専攻。１９９２年にミュンスター大学で博士号取得、２００１年に教授資格を取得。デュイスブルク＝エッセン大学教授、ケルン大学教授を経て、２００９年からミュンスター大学教授。ヘーゲルを中心としたドイツ観念論の研究のほか、生命医療倫理学の面でもドイツの研究をリードしている

大河内泰樹 : 一橋大学大学院社会学研究科・教授、専攻：哲学。Ｄｒ．ｄｅｒ　Ｐｈｉｌｏｓｏｐｈｉｅ（ボーフム・ルール大学哲学・教育学・マスコミュニケーション学部）

瀬川真吾 : ミュンスター大学哲学科博士課程、専攻：生命倫理学

明石英人 : 駒澤大学経済学部・准教授、専攻：社会経済学。博士（社会学、一橋大学大学院社会学研究科）

菊地賢 : 一橋大学大学院社会学研究科博士課程、専攻：初期マルクス（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）