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世紀の空売り世界経済の破綻に賭けた男たち 文春文庫

Michael Lewis

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167651862
ISBN 10 : 4167651866
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界中が、アメリカ発の住宅好況に酔っていた2000年代半ば、そのまやかしを見抜き、世界経済が破綻する方に賭けた男達がいた。投資銀行、格付機関、米政府の裏をかき、彼らはいかに世紀の空売りと呼ばれる大相場をはったのか。『マネー・ボール』の著者マイケル・ルイスが世界同時金融危機の実相を描く痛快NF。

目次 : カジノを倒産させる/ そもそもの始まり/ 隻眼の相場師/ トリプルBをトリプルAに変える魔術/ 格付け機関は張り子の虎である/ ブラック=ショールズ方程式の盲点/ 遭遇のラスヴェガス/ 偉大なる宝探し/ 長い静寂/ 沈没する投資銀行/ ノアの方舟から洪水を観る/ すべては相関する

【著者紹介】
マイケル・ルイス : 1960年ニューオリンズ生まれ。プリンストン大学から、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに入学。80年代のマネーカルチャーを創造した投資銀行ソロモン・ブラザーズでの体験を書いた『ライアーズ・ポーカー』で作家デビュー

東江一紀 : 1951年生まれ。北海道大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    中々最後まで読むのに悪戦苦闘したが、空売りでそこまで儲け抜けるのがすごかった。この行為の行き着く先がリーマン・ショックとか実際の経済に影響を与えるまでになるんだなぁ。マイケル・ルイスの話はマネー・ボールから経済のノンフィクションとしてとても面白く読めるから好きだな。

  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    サブプライムローンの破綻をきっかけに起こったリーマンショック。その過程を内側まで入って書いたノンフィクション。今から思えば、返済能力が無い世帯の住宅ローンなんて破綻するのが目に見えているはずなのだが、熱くなるとわからないのかねぇ。やがて破綻するのはわかっていても自分が「ババ」を引かなきゃ良いって言う事なんだろうなぁ。その破綻するタイミングをきっちり予測して大儲けした人もいるって言うのもすごいね。ただ自分にとってはこの方面に関する知識が全く無く、読んでいて理解不能な事が多かったのは事実です。★★★

  • kochi

    2008年のリーマンショックにつながったサブプライムローン危機の渦中、いわゆる空売りで莫大な利益を得たものたちがいた… デビュー作で、ウォール街の体質をあばいた著者が、金融界の言わば変わりものたちに取材したノンフィクション。膨大な情報量が提示され、略語のCDOとかCDSとか紛らわしくてあたふたするので、巻末のF氏の解説のその部分だけでも先に読んでおいた方が良いかも。まあストーリーに関わる部分にも言及があるので、ご注意を。著者の基本的立場が反ウォール街なので、大儲けの話であっても読めるが、米国的には成功譚?

  • Aster

    結末が分かっている以上モーゲージ債を信用してた人がアホっぽく見える

  • 緋莢

    2000年代半ば、多くの人はアメリカ初の住宅好況に酔っていたのだが、一部は、ある事に気づき、世界経済が破綻する方に賭けた者もいた。そして、2007年から、世界同時金融危機が起こり…世界同時金融危機の大きな要因となったサブプライム(貧困者のための住宅ローン)。その住宅ローンから損が出やすいもの、出にくいものをいくつかに切り刻んで まとめて金融商品を作り、格付け会社がアメリカ国債なみの格付けをした、しかも、トリプルBの債権を集めるとトリプルAになるというのにもクラクラしますし(続く

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