Michael Jackson King Of Pop

￥１２，６００は、確かに「安い」買い物では有りません！ 僅か1件のレビューを読んでこれだけの高い買い物をしましたが、殆ど「直感」で決めた感じです・・・ですが、届いた商品を開封した瞬間、「直感に間違いは無かった」と満足出来る作品でした。 全世界１０，０００部発行とのことで、届いた商品に付けられた管理�ｂﾍ”７８６９”・・・品切れも時間の問題でしょう！ 表紙を開いて数ページ進むと、『デンジャラスツアー』が収録された、私のお気に入りＤＶＤの写真が、まるでプラチナ仕上げのように高級感を醸し出しています。更にページを進めると、写真に添えられた文面はマイケルの歴史とも言えるような、時代の流れが判る内容に構成されています。 マイケルへの一問一答もファンなら知りたいところです。（大方のファンの方はご存知とは思いますが・・・）正直、マイケルが亡くなってから、彼の存在の大きさ、してきたことの功績の大きさを改めて痛感した私にとっては 、納得のいく内容です。そして、多くの著名人からの追悼メッセージ・・・ ここで、再び『マイケルの偉大さ』を知ることになるのです。 この黒くて、とてつもなく重量感の有る表紙を開いてから、裏表紙を閉じるまで、まさにそこは『マイケルが存在する世界』で、鳥肌もんでした。 この本は、私にとって・・・否、購入された１０，０００人の方にとって、『マイケル：ジャクソンのバイブル』となることでしょう。

重量感もあり、豪華な特製本。内容的にも、30年後に再読して申し分ない豊富な写真、評論が満載です。ファンならずとも入手したいコレクションアイテムでしょう。 日本語版は推定1000冊刊行され、市場にだたのはわずか300冊以下と聞いています。布製黒表紙にホログラムシール張り、マイケル本人のサイン入り認定証、全世界の4桁固有シリアルナンバーがついています。 彼が登場するまで、黒人をメディアで目にすること自体が少なかった。その優れた音楽性のみならず、動画映像の可能性、放送メディアの政治性を、あの時代（１９８０年代）にいち早く見抜き行使した稀に見る革新性とマネージメントセンス。 「黒いスーパーマンはいない」という彼の名言は、キング牧師以上の歴史的人種文化貢献を黒人世界に残した。最初の黒い大統領オバマが誕生する２５年前に、彼はアルバムを１億枚販売し、高度消費社会のイメージを形成し、黒人的ライフスタイル、フィジカルな身体的価値の優位性すら消費社会にルール化させる政治能力を見せた。世界平和を訴求する彼の行動は、ビートルズら６０年代的なヒッピー文化ではなく、脱国家・タスクチーム化する国連、メディア産業のビジネスの形態を駆使してよりパフォーマンスされた。 反戦と児童虐待問題、家族愛など、あの時代にいち早くその重要さを音楽ビジネス構造を通じて訴えた先駆的な表現者でもある。奇矯ばかりが喧伝された人だが、1００年後にも残る業績がこの本からは伝わってくる。珍しい本人認定書、限定シニアルナンバー価値のあるよい写真集だと思う。