マイケル・ジャクソン ナンバーワンズ ピアノ・ボーカル・ギタースコア

　この楽譜本のレベルは中上級者向き。ソロ譜ではありませんが、他の本だと２分音符になりがちな部分も主旋律を拾ったりしている曲が多く、細かいリズムもそれだけ細かい音符で曲が忠実に再現されています。 　「MAN IN THE MILLAR」を具体的に述べると、旋律を含む伴奏はもちろん、２回目のサビ辺りからはマイケルのメインVOCALの他にマイケルのサブVOCAL(?)、さらに聖歌隊の３部合唱が含まれ、連弾譜のように構成されています。この曲においては、多分この本が一番リアルだと思います。（その他連弾譜構成数曲あり。） 　「THRILLER」等数曲を除き、主旋律が丁寧に伴奏に含まれているので、ソロ譜を捜されている方でもハズレではないと思います。 　私は４冊ほどのマイケル楽譜本の中から吟味して、これともう一冊(MICHAEL JACKSON 1958〜2009※今のところＨＭＶにて取り扱いなし）を購入しました。選曲も重複する曲が少なく、また重複する曲もカットされがちな細かい導入部分まで網羅できるので、併用にお薦めです。こちらは中級者向きで、完全弾き語りタイプです。 　ちなみに私は当楽譜本を発注してから届くまでに３週間ほど掛かりました。また挿入フォトに関しては、後に紹介した本の方が100倍良いです（笑）。 　でもこの限られた鍵盤の中にこれほど美しい音楽が隠れていたのかと、実際に弾くことでマイケルの素晴らしさを再認識しました。ギターは詳しくないので、コメント出来ずすみません。でもコード自体は同じですが、丸の位置（押さえる指？）が本によって微妙に異なっていました。いずれにしても、セッション出来たら最高ですね☆

弾き語り譜です。マイケルのピアノソロ譜はほとんどないですが、10月頃発売されるらしいので、ソロ譜がほしい方はそちらを買われる方がいいと思います。輸入版の楽譜(thriller live,michael jackson king of popなど)も何冊か購入したのですが、すべて弾き語り譜で、曲もこちらと被っているものが多いです。輸入版の方が値段も安いですし、ジャクソン５のころのものやこの楽譜には入っていないheal the worldなどもはいっているので、そちらの方がおすすめです。