Messiaen, Olivier (1908-1992)

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CD

Quatuor Pour La Fin Du Temps: Chung Myung-whun Shaham Wang P.meyer

Messiaen, Olivier (1908-1992)

User Review ：3.5
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Item Details

Genre
:
Classical
Catalogue Number
:
POCG10288
Number of Discs
:
1
Label
:
Universal Music
Release Country
:
Japan
Format
:
CD

Product Description

メシアン：世の終わりのための四重奏曲
チョン・ミュンフン（ピアノ）ギル・シャハム（ヴァイオリン）ジャン・ワン（チェロ）ポール・メイエ（クラリネット）
録音：1999年6月 パリ／〈デジタル録音〉〈4Dオーディオ・レコーディング〉

メシアンの“世の終わりのための四重奏曲”は、1941年1月15日、シレジア（ポーランド）の捕虜収容所で、作曲者自身のピアノによって、5000人の捕虜の聴衆を前にして初演された傑作。当ＣＤでの演奏は、生前メシアンと親交のあったチョン・ミュンフン（ピアノ）と、現在、人気・実力ともに絶頂期にある若い演奏家らによるものです。強い情熱に支えられた彼らの演奏は、メシアンの目指した作品のテーマを鋭い感性と創造力によって見事に開示していきます。以下、作曲者自身による序文です。

　私はまた、もうひとりの力強い天使が、雲を身にまとい、天から降って来るのを見た。その頭には虹をいただき、顔は太陽のようで、足は火の柱のようであった（中略）。そして、右足で海を、左足で地を踏まえていた（中略）。すると、海と地の上に立つのを私が見たあの天使が、右手を天に上げ、世々限りなく生きておられる方にかけて誓った（中略）。「もはや時がない。第7の天使がトランペットを吹く時、神に秘められた計画が成就する。」（「ヨハネ黙示録」第10章から）
捕虜生活の間に構想して書いた私の〈世の終わりのための四重奏曲〉は1941年1月に収容所8Aで初演された。その時の演奏はヴァイオリン奏者ジャン・ル・ブーレール、クラリネット奏者アンリ・アコカ、チェロ奏者エティエンヌ・パスキエ、そしてピアノは私自身であった。この作品は上記の「ヨハネの黙示録」の引用部分に直接霊感を得たものである。その音楽語法は本質的に精神的、宗教的、そしてカトリック的である。旋律と和声において、一種の調性的偏在性を実現させるモードが、聴き手を空間における永遠性あるいは無限性へと導く。あらゆる拍子の枠外の特殊なリズムが、時制の放逐に力強く貢献する（以上のことは、この主題の圧倒的な荘重さを思えば、片言のような試みにすぎないだろう。）
この四重奏曲は全8楽章から成る。なぜなら7は完全な数で、天地創造の6日間は神の安息日により聖別されたからである。この休息日である第7日は永遠へと延長され、そして不滅の光と不変の平和の第8日となるのである。

Other Editions

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メシアンの分身とも言えるイヴォーヌ・ロリ...

投稿日：2011/06/26 (日)

メシアンの分身とも言えるイヴォーヌ・ロリヨ、あるいはメシアンのスペシャリストミシェル・ベロフがピアノを受け持ったCDを聞いてみたいと思っていたところ、ふとしたところからこのCDを聞く機会があった。さすが名手揃いだけあって、難曲にもかかわらず、息の合ったアンサンブルを聞かせてくれる。メシアンの曲は難解というイメージがあるが、第4、5、7、8曲は聞きやすく、美しいメロディも出てくるので、最初でつまづいてしまった人は、これらの曲から再度聞いてみたらどうだろうか。それにしても下のでたらめなレビューは何だ？楽譜も見ずに書いているのか、それとも楽譜が読めないのか？

古楽器奏者 さん | 東京都 | 不明

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これだけの豪華なメンバーを揃えた割には不...

投稿日：2009/11/20 (金)

これだけの豪華なメンバーを揃えた割には不可解な演奏です。 「イエスの不滅性への賛歌」でのミュンフンのリズムは楽譜とは異なって32分音譜すべてを16分音譜の長さで弾いてしまっています。 「鳥たちの深淵」でのギル・シャハム、ポール・メイエのイントネーションもおかしいし、チェロのジャン・ワンが「間奏曲」でグリッサンドに入るタイミングも早すぎるようです。ほかにも楽譜にはないリタルダンドがあったり、恣意的な解釈が至るところに見られ、作曲者が想定しなかった響きが多く含まれています ー皮肉にも新鮮ではあります） メシアンが考えていた音楽とは別のものです。

transbektor さん | 奈良県 | 不明

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名曲だけに名演も多いが、４人のソリスト全...

投稿日：2008/02/15 (金)

名曲だけに名演も多いが、４人のソリスト全員が高いレヴェルで、アンサンブルも息が合っていて、なおかつ録音状態も好ましいものとなると、この盤はかなり総合得点は高いと思う。とりあえずこの曲のＣＤが一枚欲しいのなら、私ならこれを薦める。

AUSNAHME さん | 宝塚市 | 不明

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