20 Regards Sur L'enfant-jesus: P.serkin

User Review ：5.0

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Item Details

Genre

Classical

Catalogue Number

82876623162

Number of Discs

Label

Rca Classic Library

Release Country

Europe

Format

Product Description

ピーター・ゼルキン初期の代表的レコーディングで、ベロフのライヴァル盤として知られた名盤ですが、長らく入手できなかったもの。鋭利なベロフに比べ、耽美的かつたっぷりとした響きを重視したアプローチが特徴、陰影と色彩、その美しい余韻が魅力的です。
　もともと音の良いことで有名な録音の、24bitリマスター盤。

・メシアン：『幼児イエスに注ぐ20のまなざし』
　ピーター・ゼルキン（ピアノ）

　録音：1973年6月11-15日、ニューヨーク、RCAスタジオA（ステレオ）

『幼児イエスに注ぐ20のまなざし』は、ノルマンディー上陸作戦を機に反攻に転じた連合軍によるパリ解放（1944年8月25日）のさなかに作曲が進められ、翌年3月26日に初演された大作で、初演者であり、のちにメシアンの夫人となるイヴォンヌ・ロリオに献呈されています。カトリック的な世界観、メシアンならではの愛や鳥、宇宙についての考えが投影されたそのスケールと、複数の循環主題をもとに全曲が緊密に構成された書法において、メシアンのピアノ作品の頂点とも評される傑作中の傑作。現代のピアノ作品としては異例にレコーディングも多く、『トゥーランガリーラ交響曲』と並ぶメシアンの代表作として知られています。
　作品はタイトル通り20の部分からなり、それぞれに以下の表題が付けられています。

・父のまなざし
・星のまなざし
・交換
・聖母のまなざし
・子に注ぐ子のまなざし
・御言葉によってすべては成されたり
・十字架のまなざし
・高き御空のまなざし
・時のまなざし
・喜びの聖霊のまなざし
・聖母の最初の聖体拝受
・全能の言葉
・ノエル
・天使たちのまなざし
・みどり児イエスの口づけ
・預言者、羊飼いと東方の三博士のまなざし
・沈黙のまなざし
・恐るべき塗油のまなざし
・我は眠る、されど我が心は目覚め
・愛の教会のまなざし

Track List

Disc 1

01． Vingt regards sur l'enfant Jesus
02． Vingt regards sur l'enfant Jesus
03． Vingt regards sur l'enfant Jesus
04． Vingt regards sur l'enfant Jesus
05． Vingt regards sur l'enfant Jesus
06． Vingt regards sur l'enfant Jesus
07． Vingt regards sur l'enfant Jesus
08． Vingt regards sur l'enfant Jesus
09． Vingt regards sur l'enfant Jesus
10． Vingt regards sur l'enfant Jesus

Disc 2

01． Vingt regards sur l'enfant Jesus
02． Vingt regards sur l'enfant Jesus
03． Vingt regards sur l'enfant Jesus
04． Vingt regards sur l'enfant Jesus
05． Vingt regards sur l'enfant Jesus
06． Vingt regards sur l'enfant Jesus
07． Vingt regards sur l'enfant Jesus
08． Vingt regards sur l'enfant Jesus
09． Vingt regards sur l'enfant Jesus
10． Vingt regards sur l'enfant Jesus

Customer Reviews

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5.0

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演奏は本当にすばらしく、圧倒される。ベロ...

投稿日：2007/08/13 (月)

演奏は本当にすばらしく、圧倒される。ベロフやアデールを聴いてきたが、これからはこれに手がのびそう。録音もキレがよく、文句なし。それにしてもこの価格は安い。

Alice さん | nagoya | 不明

自我を宣伝し、リストマニア的な醜悪さに堕...

投稿日：2006/12/02 (土)

自我を宣伝し、リストマニア的な醜悪さに堕落した２０世紀後半の音楽。その反面として、自己主張＝弾圧、虐待、処刑が日常的な「主張をすれば殺される」世界（今の世界の半分の現実）を生き延びる人々のための、真に２０世紀的な音楽がある。聴いてみたい人は、ショスタコの作品８７、リゲティの練習曲集、そしてメシアンのこの大作あたりがお薦め。エマール、ツェーン、ヒル、ベロフ、ミュラロ等も優秀だが、ピーターの録音は絶対に避けて通れなくなる。「語ること無き死者を見つめる２０のまなざし」これはひのき饅頭氏（ＨＰ）の評だ。

firefox さん | 雷鳥 | 不明

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