Mendelssohn Octet, Enescu Octet : Quatuor Ebene, Belcea Quartet (Hybrid)

現代最高峰の二大カルテットが奏でる生命力あふれる弦楽八重奏の傑作

現代の室内楽シーンをリードする2組のカルテットが弦楽八重奏曲の名曲2曲を磨き上げられたアンサンブルで聴かせます。いずれも早熟の天才と称賛されたメンデルスゾーンとエネスコ（エネスク）がそれぞれ10代で作曲した瑞々しい作品を収録。メンデルスゾーンではエベーヌ四重奏団が、エネスコではベルチャ四重奏団が第1セクションを担当。この二大カルテットは、2025年の日本公演でエネスコとメンデルスゾーンの弦楽八重奏曲を演奏。個性と手腕が余すところなく発揮され、生命力漲る名演で聴衆を魅了しました。
　エベーヌ四重奏団は、クラシックに加えジャズなどにも積極的に取り組み、ユニークな活動と確かな演奏技術で高く評価されています。創立メンバーのひとりであるチェロのラファエル・メルランが2024年に脱退し、日本人チェロ奏者の岡本侑也が加入し大きな話題となりました。
　ベルチャ四重奏団は、コリーナ・ベルチャを中心に多国籍なメンバーで構成。異なるバックグラウンドが一体となり、独自の音楽性を築いています。レパートリーは多岐にわたり、ハイドン、モーツァルトからバルトーク、現在活躍中の作曲家の新作も演奏しています。（メーカー資料より）

【収録情報】
● メンデルスゾーン：弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20
● エネスコ：弦楽八重奏曲 ハ長調 Op.7

　エベーヌ四重奏団
　　ピエール・コロンベ（ヴァイオリン）
　　ガブリエル・ル・マガデュール（ヴァイオリン）
　　マリー・シレム（ヴィオラ）
　　岡本侑也（チェロ）

　ベルチャ四重奏団
　　コリーナ・ベルチャ（ヴァイオリン）
　　カン・スヨン（ヴァイオリン）
　　クシシュトフ・ホジェルスキー（ヴィオラ）
　　アントワーヌ・レデルラン（チェロ）

　録音時期：2025年7月6-11日
　録音場所：ドイツ、エルマウ城
　録音方式：ステレオ（デジタル）
　SACD Hybrid