Product Details
ISBN 10 : 408744113X
Content Description
昭和初期。自由を求め奔放に生きたひとりの女性の日記が出版されベストセラーとなった。それは林芙美子の「放浪記」。いま広く読み継がれている版は、後世の手が多く入り「成功者の自伝」と化していると指摘する森まゆみが、改造社版「原・放浪記」の生き生きとした魅力を紹介する。各章に鑑賞が入り、時代背景や芙美子の生涯についての解説も収録。林芙美子を知ろうとするならまず手に取るべき一冊。
目次 : 林芙美子『放浪記』(改造社版)―各章に森まゆみによる鑑賞つき/ 放浪記以前―序にかへて/ 淫売婦と飯屋/ 裸になって/ 目標を消す/ 百面相/ 赤いスリツパ/ 粗忽者の涙/ 雷雨/ 秋が来たんだ/ 濁り酒/ 一人旅/ 古創/ 女の吸殻/ 秋の脣/ 下谷の家/ 付録 三白草の花
【著者紹介】
森まゆみ : 1954年東京都文京区生まれ。早稲田大学政経学部卒業、東京大学新聞研究所修了。出版社で企画、編集の仕事にたずさわった後、フリーに。84年に子育て仲間の山崎範子、実妹の仰木ひろみと地域雑誌「谷中・根津・千駄木」を創刊。2009年終刊、のち「谷根千記憶の蔵」を主宰して、地域資料のアーカイブ化に努める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Masakazu Fujino
読了日:2021/07/16
GELC
読了日:2023/07/26
Gen Kato
読了日:2020/08/24
Taku Kawaguchi
読了日:2024/02/24
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