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人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話

Mayumi Inagaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040693903
ISBN 10 : 4040693906
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2017
Japan

Content Description

精神腫瘍科を知っていますか?それは、がん専門の精神科・心療内科のことです。がん患者とその家族の“不安、苛立ち、痛み、怒り、涙、うつ、悲しみ、孤独、絶望”などの混乱に耳を傾けます。がん専門病院や大学病院などに設置されています。本書は、「精神腫瘍科の存在をがん患者とその家族に知ってもらいたい」という、一人のがん患者の切実な願いから生まれました。

目次 : 第1話 妹へ、「ありがとう」のネックレス。駆け抜けた二十一歳/ 第2話 私、頑張らなくてもいいんですね/ 第3話 子ども達への遺言/ 第4話 誰もが死を前提に生きている。僕はあきらめない/ 第5話 誰かのためでなく、自分のために生きたい/ 第6話 心に刺さっていたトゲが抜けた/ 第7話 がんになったおかげで、生まれ変わることができた

【著者紹介】
稲垣麻由美 : 1968年、神戸市生まれ。大阪教育大学卒業。文筆家。株式会社一凛堂代表取締役。ライター・編集者・出版プロデューサーを経て執筆活動をスタート。「命」と「想い」をテーマに執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • リミテッドにて ●最期を意識すると人生の未解決な課題に取り込もうとする ●行きたいところは? 痛くないところに行きたい ●一生懸命聴く姿勢は患者に届く ●死の恐怖は3つ 死に至るまでの過程に対する恐怖。自分がいなくなることによって生じる現実的な問題。消滅する恐怖 ●理解すると負の想像力は働かず安心 ●死を免れる人はいない ●どう自分で意味づけられるか ●自分は何を大切にしているか、何を失ったか、何を恐れているか、何が残っていて何を得たのか ●今を未来のためだけに使うべきではない ▷良書

  • えみみ@ヒプマイ沼

    緩和ケアに関わっている方からおすすめされて、読んでみた。自分の人生でほんとうに大切なことって何か考えてみたいというのもあって。。精神腫瘍科って、あまり馴染みがなかったのですが、がん患者さんとその家族にとって時には必要なケアなんだと思いました。もちろん全ての医療機関でサイコオンコロジー専門の医療スタッフがいるわけではないので、緩和ケアに携わる看護師、コメディカル、様々な職種がこういった考え方をすこしでも日常の業務に取り入れられればいいなと思った次第です。自分自身、日々何の為に仕事を頑張っているのか。(続く)

  • マネコ

    終末期の方が人生を振り返り後悔していることややり残したことを聞くと、誰にでも当てはまることは多いと思います。最期までにやらないで後悔することことを一つでも減らしたい思いました。

  • OHモリ

    〇「精神腫瘍科(サイコオンコロジー)の存在を、がん患者とその家族に知ってもらいたい」●というがん患者の切実な願いから生まれた本書は、精神腫瘍科の清水医師が関わった7人のがん患者との対話を中心にしたノンフィクション。読みやすい文体で内容や用語も分かりやすかったと思う。もっと多くの人に読んでもらえたらいいのになぁ。●「あなはたご自分の人生を、語るに値しない、つまらないものだと思っていらっしゃるのですね」という聞き返しが深いかなと思った。レジリエンス、振り返って人生が意義あるものだったと肯定できることが大切。

  • Harumi Narukawa

    ガン患者は不安で多くの情報を得ようと手を伸ばすものです。でも この本は情報をくれるのではなく その不安自体を受け止め 安心を与えてくれる。いい本に出会えました。この医師にかかれなくても私には 十分癒しの効果がありました。

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