Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• kaizen@名古屋de朝活読書会

  読了日：2012/04/28

  赤子の際に、取り違えられた二人 犯罪者と裕福な家庭 腕に赤い輪が現れ 大胆な行動に出る 社会的な正義とは何かを訴える物語。 ルパンの行動力が主要人物の中に現れている。

• ローリングころころ

  読了日：2011/05/06

  【ﾙﾌﾞﾗﾝ氏の最後？のﾘｱﾙﾀｲﾑ讃歌】ﾙﾊﾟﾝｼﾘｰｽﾞは売れたし、夫婦生活は円満だし、ﾙﾌﾞﾗﾝ氏は幸福だった。だが…「第一次世界大戦で作家は自粛？」とか「ﾎｰﾑｽﾞが隠居！ちょっと待った、今が全てですよ」などの知らせが入る。

• ローリングころころ

  読了日：2011/04/30

  「ﾙﾌﾞﾗﾝ君、私は君ほど愛国主義者じゃない！」「俺は底辺なんだ！」「そんな綺麗事が今さら通用するようなきれいな人間じゃないんだーｯ！」ﾄﾞｲﾙとﾙﾌﾞﾗﾝと私の三人の手に赤い輪が浮かんだ時、三人は冷酷になり、そのまま亡くなりました。では、彼女はどうでしょう？ ひょっとしたら、恋愛しながらも、摩擦を感じていたかもしれません。あるいはｱﾙ中だったか（笑）いつの間にか高飛車になってたか（笑）それまでﾎﾝﾄに何も考えてなかったか（笑）とにかく、一度ぐらい、私の言うことを聞いてほしいです（笑）

• RINKO 秋の夜長

  読了日：2021/03/16

  別冊シリーズの中では、ドロテと同じようにミステリー色の強い作品。もともと映画用台本として作られたとのことで、「赤い輪」という分かりやすい象徴があって、それををめぐる人の心理面が描かれている。 複雑な謎解きはない分、読みやすいが物足りないと感じる人もいるかもしれない。

• Fumitaka

  読了日：2021/02/02

  二十年くらい前に小学生の頃に読んだポプラ社のやつは意訳や付け足しが多いと前情報で知ってはいたものの、メアリーが黒人で「体は黒くても心は白いんだ」とか、最後にレイマーが法廷で「あの空の向こうにいる神様はどう思われるでしょうか」とか、最後にフロレンスの手を取って「見てみたまえ」と親しい口調で言うとかが見事に全部本邦の独自の産物と知り感慨深い心地です。しかし金持ちは基本いいやつとか、高利貸しとスパイがドイツ人とか、麻薬中毒の黒人のボクサーやら東洋人の盗人やら、まあ日本人のヤマはともかくとして時代を感じますねえ。

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