DVD

Manon: Deflo Lopez-cobos / Paris Opera Fleming Alvarez Vernhes

Massenet (1842-1912)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TDBA0059
Number of Discs
:
2
Label
:
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
DVD

Product Description

マスネ:『マノン』全曲
フレミング&アルバレス

多くの芸術家に霊感を与え続けるアベ・プレヴォの小説「マノン・レスコー」を題材にマスネが作曲したフランス・オペラの傑作、歌劇《マノン》をパリ・オペラ座(バスティーユ)からお届けします。題名役に新世紀のディーヴァ、ルネ・フレミング、恋人デ・グリュー役に人気沸騰の新進テノール、マルセロ・アルバレスをフィーチャーした華麗な舞台はパリの聴衆を熱狂させました。

マスネ:歌劇『マノン』全曲
マノン:ルネ・フレミング
デ・グリュー:マルセロ・アルバレス
レスコー:ジャン=リュク・シェニョー
デ・グリュー伯爵:アラン・ヴェルヌ
ギヨー:ミシェル・セネシャル
ド・ブレティニ:フランク・フェラーリ
プセット:ジャエル・アッザレッティ
ジャヴォット:イザベル・カルス
ロゼット:デルフィーヌ・エダン
旅籠の主人:クリストフ・フェル
二人の衛兵:ジョゼ・ミケル・リボ、ナイジェル・スミス

パリ・オペラ座管弦楽団・合唱団
合唱指揮 ダヴィッド・ルヴィ
指揮:ヘスス・ロペス=コボス

舞台演出:ジルベール・デュフロ

収録:2001年6月、パリ・オペラ座(バスティーユ)におけるライヴ収録

収録時間:全プログラム164分
字幕:日本語・フランス語
ビデオ仕様:カラー(16:9)
音声仕様:
1.リニアPCM48kHz/16bit ステレオ
2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
3.DTS 5.1chサラウンド

出演者プロフィール
ルネ・フレミング(マノン)
 ソプラノ。米国ペンシルヴァニアの生まれ。《フィガロの結婚》(88・ヒューストン)の伯爵夫人役で認められてから、故国とフランスを中心に活躍、イタリアでもロッシーニの《アルミーダ》(93・ペーザロ)の題名役が絶賛された。《アルチーナ》(ヘンデル)から《ルサルカ》(ドヴォルザーク)まで録音も幅広く、マスネの《タイース》や《エロディアード》、それに《ルイーズ》(シャルパンティエ)など、フランス・オペラの舞台も数多い。

マルセロ・アルバレス(デ・グリュー)
 テノール。アルゼンチンに生まれ、故郷で家具製造業に従事した後、95年にヴェネツィアで《夢遊病の女》のエルヴィーノを歌ってデビュー。甘美な声と恵まれた容姿を武器に、短期間のうちにスカラ座やメトロポリタン歌劇場を始めとする世界の主要歌劇場を制覇。日本でも《ランメルモールのルチア》や《リゴレット》を歌って人気を集めている。

ジャン=リュク・シェニョー(レスコー)
 バリトン。国立パリ高等音楽院に学ぶ。カラヤン指揮の《仮面舞踏会》(89)のクリスティアーノで認められ、ウィーン国立歌劇場に《ボエーム》のマルチェッロでデビュー(91)、スカラ座には《ファルスタッフ》のフォードで初登場(93)するなど欧州で幅広く活躍中。

アラン・ヴェルヌ(デ・グリュー伯爵)
バス・バリトン。リヨンに生まれ、同地で声楽を学ぶ。オペラ座への出演を重ねつつ、欧米の各地で活躍。近年では、《ドン・キショット》(マスネ)のサンチョ・パンサ(ワシントン・00)、《ハムレット》(トマ)の国王(バルセロナ・03)などで成功を収めている。

フランク・フェラーリ(ド・ブレティニ)
ニース生まれのバリトン。野性的な風貌を武器にオペラ座で幅広い役柄を演じ分け、スカラ座でもブレティニを歌い(99)、メトロポリタンには《カルメン》のエスカミーリョでデビュー(01)。モンテカルロ歌劇場来日公演(00)でもエスカミーリョを歌っている。
ミシェル・セネシャル(ギヨー)
テノール。1930年パリ生まれ。56年にエクサン=プロヴァンス音楽祭でラモーの《プラテー》の主人公を歌って絶賛される。ボワエルデューの《白衣の婦人》や上述の《プラテー》を筆頭に録音も多い。近年では、オペラ座を中心に名脇役として出演を続けている。

ヘスス・ロペス=コボス(指揮)
指揮者。1940年、スペイン、サモラ州に生まれる。ウィーンに留学し、ハンス・スヴァロフスキーに指揮法を学ぶ。69年のブザンソン国際指揮者コンクールで優勝してから、欧米各地で活躍を続けている。80年、ロンドン・フィルとともに初来日。ロッシーニの《オテッロ》やベッリーニの《夢遊病の女》など、オペラ全曲盤の録音も多い。

ジルベール・デュフロ(演出)
演出家。1944年ベルギー生まれ。ジョルジョ・ストレーレルの下で演出法を学び、ブリュッセルのモネ劇場にて《三つのオレンジへの恋》(プロコフィエフ)で演出家としてデビューを飾る。以後、英、仏、独、伊及びスペインなど欧州各地のステージで活躍中。モンテヴェルディの《ポッペアの戴冠》から現代曲まで、幅広い演目を手がけている。

Customer Reviews

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パリ・オペラ座のステージ。この公演、いや...

投稿日:2014/02/16 (日)

パリ・オペラ座のステージ。この公演、いやそもそもこのオペラそのものが主役二人で出来が決まってしまいますが、その意味ではなかなかに堪能させていただきました、と言ってよいでしょう。フレミングの外題はすこぶるチャーミングですし、アルバレスもデ・グリューというダメ男(ホントに!)をよく歌いました。脇役男声陣はやや弱いですかねえ、声がなんだか通らない。なお、スーパー大ベテランのミシェル・セネシャルが出演しているのはなかなかの見もの(終演後の拍手も大きいしね)。ロペス=コボスさんの指揮は手慣れたもの。歌を活かしながらきちんとまとめました。ただ、もともとのマスネの音楽のせいもあるかもしれませんが、ドラマとしての感情の沸き立ちに乏しいかなあ。いささか盛り上がりには欠けるような気はしました。演出は特に何も言うことなし。録音は良好で、画質はきれい。総じてハイスコアでありましょう。でも、蛇足ながら一言。原作も読みましたし、またプッチーニの作も好きではありますが、もともとのこのストーリー、主役にも脇役にも共感できる(応援したくなる)人物が一人もいないのですねぇ。みんな享楽的で自分勝手、ちょっと反省はするけどすぐに情に流される。厚かましい願いをぬけぬけと言いながら、うまくいかないと「神様、助けて!」となる下司揃い。だから悲劇なんだろうけれど、感動はしないのだなあ。マスネなら「タイス」はその点違いまして、心に響くものがあります。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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フレミングのマノンが素晴らしい。衣装も美...

投稿日:2010/08/28 (土)

フレミングのマノンが素晴らしい。衣装も美しく、有名なガヴォットが歌われた後、思わず家の中で拍手をしてしまいました。

静流 さん | 福岡県 | 不明

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メトの女王ルネ・フレミングも容貌にはやや...

投稿日:2008/12/27 (土)

メトの女王ルネ・フレミングも容貌にはやや衰えが見られるようだ。しかし、彼女の演技と歌は見事だし、捨てがたい舞台だ。アルバレスは声と歌はいいのだが、演技と顔の表情が硬い。デュフロの演出、コボスの音楽はともにオペラ座らしく華やかだ。

烏 さん | 広島 | 不明

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