Cavalleria Rusticana : Cellini / RCA Victor Orchestra, Bjorling, Milanov, Merrill, etc (1953 Monaural)

Sony Classical Opera
マスカーニ：『カヴァレリア・ルスティカーナ』
ビョルリンク、ミラノフ、メリル、チェリーニ指揮

モノラルＬＰ時代の『カヴァレリア』の代表盤です。録音当時絶頂期にあった３人の名歌手、ビョルリンク、ミラノフ、そしてメリルの名唱が光る歴史的な録音と言えるでしょう。ミラノフのサントゥッツァは重心の安定した豊麗な声であり、豊かな感情表現によって、ドラマに迫真性を与えています。ビョルリンクのトゥリッドゥも、テノール・スピントの最高の例と言えるでしょう。チェリーニの指揮も、オーケストラから美しい響きを紡ぎだしています。
　2011年発売の「ユッシ・ビョルリンク　ＲＣＡアルバム・コレクション」でリマスタリングされた音源を使用した、ＲＣＡの定評あるモノラル・サウンドは今も鮮度が高く聴きやすい音質です。ブックレットに歌詞対訳はついておりません。（RCA）

【収録情報】
● マスカーニ：歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』全曲

　ユッシ・ビョルリンク（テノール／トゥリッドゥ）
　ジンカ・ミラノフ（ソプラノ／サントゥッツア）
　ロバート・メリル（バリトン／アルフィオ）
　マーガレット・ロッジェーロ（メゾ・ソプラノ／ルチア）
　キャロル・スミス（コントラルト／ローラ）
　ロバート・ショウ合唱団
　RCAビクター交響楽団
　レナート・チェリーニ（指揮）

　録音時期：1953年1月
　録音場所：ニューヨーク、マンハッタン・センター
　録音方式：モノラル（セッション）