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東京都三多摩原人 集英社文庫

Masayuki Kusumi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087447187
ISBN 10 : 4087447189
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

三多摩とは、東京都の、23区と島嶼部を除く市町村部分のこと。その一つ、三鷹市出身の著者はふと思う。「三多摩に関心が無さ過ぎた!」とにかくこの目で見てみようと地元から奥多摩、さらには相模湖(!?)まで、縦横無尽に歩いて、食べて、また歩いているうちに、蘇ってきたのは幾つもの懐かしい記憶だった―。『孤独のグルメ』の原点がここに!?人気漫画原作者が綴る、町歩き&自伝的エッセイ。

目次 : ドブ川を上って/ 崖線の路を/ 武蔵五日市の温泉/ 府中街道を、多摩川へ南下す/ 武蔵小金井の幼なじみの店/ 自転車漕いで、プールに行く/ 近所でクワガタを捕った頃/ 八王子から高尾、盲腸から天皇へ/ 西の要、高尾山/ 田無五芒星クロスロード/ 高幡不動のただえもん/ 青梅線に沿って青梅を歩く/ 近くの井の頭自然文化園/ 尾根と戦車とアウトレット/ 三多摩の最南端に向かう/ 狭山丘陵を多摩湖へ/ 相模湖のダムとモーターボート/ 第四の多摩を歩く/ 三多摩原人の実家観察/ 奥多摩電車散歩/ 昭和記念公園の秋/ 秋の丘陵動物/ 先生の住んでいた小平を歩く/ 三多摩の山奥の宿で

【著者紹介】
久住昌之 : 1958年東京都三鷹市生まれ。美学校で赤瀬川原平に師事する。81年和泉晴紀とのコンビ「泉昌之」の『夜行』でマンガ家デビュー。99年実弟・久住卓也とのユニットQ.B.B.作の『中学生日記』で第45回文藝春秋漫画賞を受賞。谷口ジローとの共著『孤独のグルメ』はフランス、イタリア等10ヶ国で翻訳出版され、2012年テレビドラマ化。11年水沢悦子との共著『花のズボラ飯』は「このマンガがすごい!2012」オンナ編1位となる。19年『大根はエライ』で第24回日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • クリママ

    三多摩とは東京都の23区と島嶼部を除いた市町村部分。私も小学生の時に転居してきて60年以上、で、ほぼ三多摩原人。著者は「孤独のグルメ」の原作者で、三鷹市生まれ、在住。著者の住んでいるあたり、かつて豊多摩と呼ばれた23区内の荻窪、井の頭自然文化園、高尾山、瑞穂町の兜屋旅館など、24か所、電車で行って徒歩で散策する。その土地の風景や思い出が飄々とした文章で綴られている。作者とは5歳違い。かつて原っばを駆け回り、仙川の支流を飛び越えて遊んだことが懐かしい。穏やかな住宅地と山と渓流の三多摩はいいところです。

  • nemuro

    巻末に「本書は2016年1月、朝日新聞出版より刊行。初出『一冊の本』2013年4月号〜2015年3月号」。「三多摩とは、東京都の23区と島嶼部を除く市町村部分、かつての北多摩郡、西多摩郡、南多摩郡のこと(地名として今残っているのは西多摩郡のみ)。実は明治26(1893)年まで、三多摩は神奈川県だった」とのこと。「人気漫画原作者が綴る、町歩き&自伝的エッセイ」。1958年東京都三鷹市生まれの著者が、月刊誌の連載(全24話)企画とは言え、実によく歩く。「『孤独のグルメ』の原点がここに⁉」も頷ける。味わい深い。

  • 緋莢

    <三多摩とは、東京都の、二十三区と島嶼部を除いた市町村部分のことだ。かつての北多摩群、西多摩郡、南多摩郡だ。 北多摩群と南多摩郡はすでに消滅し、地名として残っているのは、西多摩郡のみ>(本文より)。自分も三多摩原人”なのですが、著者の生まれた三鷹辺りは、自分の感覚では二十三区にかなり近いイメージです。実家の側を流れていたドブ川”こと仙川を歩いたり、美術学校時代の先生・赤瀬川源平の暮らしていた小平を歩いたりと、その時の様子と共に、様々な思い出を 書いています(続く

  • Yetina

    「三多摩」とはよく聞いた言葉だが、なぜだか考えたことはなかった。「三多摩とは、東京都の、23区と島嶼部を除いた部分、かつての北多摩郡、西多摩郡、南多摩郡だ。地名として今残っているのは、西多摩群のみ。そしてその三多摩、実は1893年まだ神奈川県だった。」だそうだ。生まれも育ちも三多摩の著者が、地元を歩き、色々新たな発見をする。こんな旅というか散歩もいいものだ。読みながら、作者同様自分もネイティブ三多摩原人である事を実感し、同じ様に歩いて地元の再発見を是非やってみたいものだと思った。

  • Satochan

    インパクトあるタイトルに惹かれて手にした本書。三鷹育ちの筆者が三多摩各地(東京都のうち23区・島嶼部以外の地域)で街歩きをする。。というお話。とはいえ「孤独のグルメ」の作者のこと、全編「ふらっと久住」的展開が満載。楽しく飲んだり食べたりしています。でも原人を自称するだけあって、やたらと歩くんですね。羨ましき体力というかバイタリティ。三鷹に2年ほど住んでいた「原人見習い」の私も頑張らなくちゃと思いました。

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