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ポスト「戦後」を生きる─繁栄のその先に

Masayasu Hosaka

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062188524
ISBN 10 : 406218852X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

もはや「一億総中流」の時代は去った。そして…ひろがる格差と見えない構造への憎しみ。これが「戦後」の理想の結果なのか?生きづらさの実感を、東アジア世界と歴史のなかに位置づける。道新フォーラム・現代への視点〜歴史から学び、伝えるもの。

目次 : 歴史を語り継ぐ姿勢(丁寧に、丹念に、そして虚心に/ アメリカの国務省が… ほか)/ 「戦後」と「ポスト戦後」のはざま(「戦後七十年」はあるだろうか/ post‐post war ほか)/ 若者の生きづらさと憲法(いま、三十八歳/ 戦後ではじめてホームレス化した世代 ほか)/ トークセッション(言い足りなかったこと/ それには「手順」がある ほか)

【著者紹介】
保阪正康 : 1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で、第52回菊池寛賞を受賞

姜尚中 : 1950年、熊本市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学助教授・准教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授を経て、現在、聖学院大学学長。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍

雨宮処凛 : 1975年、北海道生まれ。作家・活動家。愛国パンクバンドボーカルなどを経て、2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)を出版し、デビュー。2007年に出版した『生きさせろ!難民化する若者たち』(太田出版)でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。「反貧困ネックワーク」副代表、『週刊金曜日』編集委員、「フリーター全般労働組合」組合員、「こわれ者の祭典」名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 壱萬弐仟縁

    2013年11月4日札幌道新ホールのフォーラムを書籍化(8頁)。保阪氏は、集団的自衛権を許せないという(27頁)。歯止めがきかないという意味で、大きな懸念。地球儀外交は足元の地域から溶解せぬよう、ご注意いただきたい。灯台下暗しにならぬよう。治安維持法と国家総動員法は官僚が運用。いまは昔とちがうとして、特定秘密保護法を強行するのはいかがなものか、とも(41頁)。自由が不自由に置き換えられていくのは、市民にとってたまらない。

  • spatz

    2013/11/04に札幌道新ホールで行われたフォーラムの詳報。保阪正康/姜尚中/雨宮処凛。説得力を感じる。若い人たちの興味関心、投げかける質問。どう生きるかの迷い。世の中が危うい方向にいきそうなとき、また戦争になりそうなとき、なにをしたらどうしたらよいのか、という学生の問いかけとやりとり、がよかった。。そう、いまは物質的に満たされ、我々は戦争を知らぬから、たいていのひとが、とりあえずいまに満足だ、と答えるのだろう。

  • 在我壷中

    何処まで読んでも理解できない!我が国には宗教、信教の自由は保障されると認める、しかし総理はいけない!と。靖国を否定する方々は総じて批難、批判する。集団的自衛権すらを戦争へ繋ぐ!と、全く理解できない、現状の社会世界へ戦争を望み、政治家へ、ましてや総理へ?もし、だとするならばそれこそ責められるは主権者、有権者ではないのか。靖国反対!大いに結構です。我が国には総理も天皇ですら個人的には宗教信教は自由なのです。キリストの歴史、靖国の歴史、どちらにしても『戦争』『侵略』とそうした歴史抜きには語ることは出来ないのかと

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