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ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 星海社新書

Masaya Chiba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065243275
ISBN 10 : 4065243270
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「書き出しが決まらない」「キーボードに向き合う気力さえ湧いてこない」「何を書いてもダメな文章な気がする」…何かを書きたいと思いつめるがゆえの深刻な悩みが、あなたにもあるのではないでしょうか?本書は「書く」ことを一生の仕事としながらも、しかしあなたと同じく「書けない」悩みを抱えた4人が、新たな執筆術を模索する軌跡を記録しています。どうすれば楽に書けるか、どうしたら最後まで書き終えられるか、具体的な執筆方法から書くことの本質までを縦横無尽に探求し、時に励まし合い、4人は「書けない病」を克服する手がかりを見つけ出します。さあ、あなたも書けない苦しみを4人と哲学し、分かち合い、新たなライティングの地平へと一緒に駆け出していきましょう!

目次 : 座談会その1 挫折と苦しみの執筆論(「書くこと」はなぜ難しいのか?/ 制約と諦めのススメ/ 「考えること」と「書くこと」)/ 執筆実践―依頼:「座談会を経てからの書き方の変化」を8000文字前後で執筆してください。(断念の文章術(読書猿)/ 散文を書く(千葉雅也)/ 書くことはその中間にある(山内朋樹)/ できない執筆、まとめる原稿―汚いメモに囲まれて(瀬下翔太))/ 座談会その2 快方と解放への執筆論(どこまで「断念」できたか?/ 「執筆」の我執から逃れ自由に「書く」)

【著者紹介】
千葉雅也 : 哲学者。1978年、栃木県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。ジル・ドゥルーズを中心とするフランス現代思想の研究、美術・文学・ファッションなどの批評、小説『デッドライン』(新潮社)など、領域横断的な執筆を展開している

山内朋樹 : 美学者、庭師。1978年、兵庫県生まれ。京都教育大学教育学部准教授。庭や街のフィールドワーク研究を軸に、現代の庭の可能性を理論と実践の両面から探求している

読書猿 : 読書家。正体不明。メルマガ「読書猿」で書評活動を開始し、現在はブログでギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、日の当たらない古典から目も当てられない新刊までオールジャンルに書籍を紹介している

瀬下翔太 : 編集者、ディレクター。1991年、埼玉県生まれ。NPO法人bootopia代表理事。慶應義塾大学環境情報学部卒業。批評とメディアの運動体「Rhetorica」の企画・編集を行う。2015年に島根県鹿足郡津和野町へ拠点を移し、2021年春まで高校生向け下宿を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    文章を書くこと。さらに拡げて解釈すると、自分の思いを表現すること。こうやって、感想を書くこと自体が、その手段の一つでもある。これまで、仕事・プライベートを通じて、表現し、伝えることをやってきたし、まだまだ続く。その中で、自分の思いを表現するために、メモ程度から始める、それを増やす、時間を置いて見直すということをやってきた。そして、どこかで踏ん切りをつけてクローズする。その辺りの参考になることが、4人の実践から、いくつも拾えるものがある。プラットフォームをこれから使ってみようと思い、早速、始めた。

  • あちゃくん

    少し長い文章を書く機会があったので参考になればと思い手にとりました。普通の文章術のようなべき論ではなく、それぞれの方の文章を生み出すまでの葛藤であったり、こんなことしちゃったよ的なはみ出した文章の書き方が書かれていたりして、文章書くぞとパソコンに向かうにあたりだいぶ気が楽になりました。

  • Kanonlicht

    書くことを仕事のひとつにしている人たちが「書けない」悩みについて語りあい、なんとか自分なりの書く(書き続ける)方法を模索していくという、共感と示唆に富んだ本だった。書き続けるにはある意味で「これぐらいでいいや」という諦めが必要なこと。日常のありとあらゆることをメモ的にたくさんアウトプットすること。我を捨てること。なるほどと思うことがたくさんあったので、一つずつ実践してみたい。とりあえずWorkflowyを使い始めてみた。

  • ハイポ

    ◎書かないで書く=規範的な仕方で書かない■書くことができないのは、書くこと/書いたもの/書く主体である私を理想化しているから。つまり神経症的な完璧主義に陥っているから。書けるようになるには@気楽に書く、とにかく書く、何でも書くA習慣化Bモチベーション管理が必要。@感情、些細なTodo、話の脱線など頭に浮かんだこと全てを書いて記録する。どんなことを書いてもよい。A文字通り。村上春樹のようにルーティンとして書く。B進捗している感じを自己演出する。書いた自分を褒める。どうしても書けないときには環境を変えてみる。

  • のん

    最初に石を置くことで「取り返しがつかなくなって、文章が生まれる」というのに納得した。そして最初の石を捨ててしまうのが潔くていい。 でも、レヴィ=ストロースの「止まらず全体をざっと書き上げることから始める」のも良さげ。 自分にはどちらが合っているのか、試してみよう。 プロの文筆家の方々も、書けないことにこんなに苦しんでるんや、と知った。 私でも何か書けるようになれそうな気がしてきた。

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