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友部正人自選エッセイ ちくま文庫

Masato Tomobe

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480437068
ISBN 10 : 4480437061
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan

Content Description

言葉の感覚の鋭さで1972年のデビュー以来、高く評価されるミュージシャンが自ら編んだエッセイ集。尖った感性の『ちんちくりん』(78年)、毎日が新鮮な『生活が好きになった』(86年)、予期せぬ国に滞在することになる『パリの友だち』(91年)、詩と音楽の日々『ニューヨークの半熟卵』(2003年)、そして未収録作や書き下ろしも。解説:谷川俊太郎、帯文:森山直太朗。

目次 : 1970〜1980年代(『ちんちくりん』(1978年)より/ 『生活が好きになった』(1986年)より ほか)/ 1990年代(『パリの友だち』(1991年)より/ 『The Man In Me―ぼくのなかのディラン』(1992年)より ほか)/ 2000年代(『ニューヨークの半熟卵』(2003年)より/ ニューヨークでレコーディング(1996.3)より ほか)/ 未収録と書き下ろし(谷川俊太郎「みみをすます」のこと/ 新聞を買った帰り道 ほか)

【著者紹介】
友部正人 : 1950年東京生まれ。高校卒業後名古屋の路上で歌い始め、72年『大阪へやって来た』でレコードデビュー。以降コンスタントにアルバムをリリースし、24枚のオリジナルアルバムを発表。詩集、エッセイ集なども数多く刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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これまでに出版したエッセイ本の中からと、...

投稿日:2021/03/13 (土)

これまでに出版したエッセイ本の中からと、2002年以降新聞などに発表したものから編まれた本。「旅人」という言葉で表すのがふさわしい、いろいろな場所に出かけて観察し、考えた文章が選ばれている。 もう一つ裏主題として「ボブ・ディラン」がある。これまで著者は、ディランについて語ることを避けているような印象があったが、この本の文の中には、ディランがいろいろな形で顔を出す。自分の根っこにあったものを素直に出してみようという気持ちも「自選」の基準にあったのかもしれない。 ミチロウの追悼ライヴで朗読された詩には、旅人としての共感がある。 文章から、著者が朗読する声が聴こえてくる。

アーチ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 南チョ

    友部正人さんのエッセイ。歌の背景となっている経験などが語られていて楽しい。『水門』や『わからない言葉で歌ってください』など。 海外のアーティストの名前はよくわからなかった(笑)

  • コノヒト

    比喩で溢れかえっている友部正人の文章だ。彼の歌う歌の中で『お日様がおっことしたものはコールタールの黒』がいちばん好きなのだけれども、あのリズムと間合いと抑揚で、このエッセイの文章も読んでいた。

  • non

     21-74:914.6。P9冒頭(ℓ6に相当)。これまでの抜粋。バグダッドでの危機感。言葉、詩の人。「イラクにはイスラムの文化しかない」オードリー・ヘップバーンに捧げた詩「ソマリア」(パティ・スミス)。ちまちまと。

  • ぱーぷる・ばんぶー

    著者が今までに発表してきたものに未発表のものを含めた自選のエッセイ集。

  • 寺基千里

    あちこちへ旅する中で、そこでの生活や感じたものを柔らかく、そして優しく綴る友部正人の文体が良かった。そして、旅先の街に溶け込むという訳ではなく、少し距離をとって生活を眺めるその眼差しも良い。 ボブディランの語るように歌うその姿勢だったり、ギンズバーグを始めとした詩の朗読に非常に影響を受けている事が分かり、なぜ友部正人に惹きつけられるのかが何となく分かり始めたような気もする。そんな彼の音楽作品や詩作にももっと触れていきたい。そして、この本の中で取り上げられていた高階杞一の詩にも触れてみたい。

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