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風魔 下 長編時代小説

Masataka Miyamoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396335304
ISBN 10 : 439633530X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2009
Japan

Content Description

天下を取った家康の、唯一の気がかりは小太郎率いる風魔衆だった。折しも新開地江戸で、日本橋の大店が兇賊に蹂躙される。何者の仕業か?徳川忍び衆総帥柳生又右衛門は、小太郎一派に相違なしと断定、ここに風魔狩りの命が下った―。勝利するのは剣の極意か、徒手空拳の技か。乱世を締め括る影の英雄たちが、箱根山塊で激突する!迫力の時代巨編、堂々の完結。

【著者紹介】
宮本昌孝 : 1955年、静岡県浜松市生まれ。日大芸術学部卒業後、手塚プロ勤務を経て執筆活動に。95年『剣豪将軍義輝』で一躍脚光を浴び、歴史時代作家の新旗手として斯界をリードする。緻密で重厚ながらどこか爽快感溢れる作風にファンも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    面白く読めたが、最後にもう一山欲しかったというのが正直な感想。終始、気持ちが乱れることのない小太郎。ちょっと分別良すぎて煮え切らない。この著者の作品、ラストは必ず大海原に繰り出すな〜という興醒めも少々。氏姫と家康の対峙場面を、もっと派手派手にして、小太郎もここで感情剥き出しにして、途中出てきた子悪党たちも全員集合で入り乱れて…と、上中下巻の大ボリュームの大団円ならばこそ、やり過ぎなくらいにやって欲しかった。小太郎が無敵すぎる設定だけに、全力フル解放といえる場面がほとんどなかったのが寂しい。

  • ポチ

    無敵の超人・風魔小太郎、清々しいいい漢でした。氏姫も男前のいい姫ですね(^^)

  • タツ フカガワ

    上・中巻の欲求不満を解消できた下巻でした。身長210センチの小太郎が“脳天めがけて振り下ろした拳を、柳生又右衛門宗矩が無刀取りで巨躯を宙に舞わす”かと思えば、“橋の欄干に手が掛かり宙づりになった小太郎の体が強風にふわりと持ち上げられて再び橋の上に”って、ありえないでしょの連続が小太郎vs柳生の対決シーン。こういうのが読みたかった。氏姫との別れや新天地へ旅立つ小太郎の姿が清々しいラストもよかった。

  • てつ

    傑作。小太郎の人間臭さが心地よく、そこに挑んでいく相手方も、実はその存在を認めている。3冊一気読み。おすすめです。

  • Dai(ダイ)

    途中で幾度も殺すことの出来た敵を助けたりと、煮え切らない小太郎に苛立ちを感じた。が、終わり良ければ全てよし。身体だけでなく、器量のスケールも並外れて大きな男だったと言うことか。最後名前だけ出てくる山田長政には伝奇小説でもあったかと思わずニヤリとさせられた。家康、氏姫、笹掃をはじめ、豪華な脇役にも魅せられた。胸のすく快作であった。

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