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クランクインからクランクアップまでの約1年間を追った
主演ドラマNHK 連続テレビ小説「エール」のドキュメンタリーブック
【作品概要】
2020年度前期NHK 連続テレビ小説「エール」で主演を務めた窪田正孝を、2019年9月のクランクイン時から2020年10月の
クランクアップ当日のその瞬間までの約1年間密着し続け、撮影中の貴重なインタビューや様々な姿が収められた、ドキュメンタリーブック「Vreath -Documentary of 窪田正孝 in エール-」。
タイトルにつけられた「Vreath」の意味は、窪田自らが発案したもの。インタビューの中で、「Breathは息継ぎという意味ですけど、呼吸をすることや息をすることって、音楽だけじゃなくて生きているということにもつながるじゃないですか。僕の中で『音楽』と『人生を生きていくこと』が結びついたのと、音楽記号で息継ぎのことを楽譜で『V』と表現するので、自分なりに造語を作ってみてもいいんじゃないかな、と思って『Vreath』にしました」と語られている。
本書では、窪田自身がこれまであまり見せたことのない“撮影現場での姿”に密着して撮り溜めた写真や、ドラマ撮影の合間に本誌のためだけに撮影した写真の数々が収録される。また撮影中、幾度にも渡り敢行したインタビューは、役柄の成長と共に変化していく気持ちを定点観測したものとなっていて、コロナ禍での撮影についてのこと、「エール」をきっかけに考える役者人生など、その時々での気持ちを記録。撮影終盤、最終台本を手にした窪田の思いを綴ったロングインタビューも併録されている。また約1年間の撮影を終えた瞬間の、晴れやかな表情を収めた貴重なカットや、クランクアップ直後の気持ちを語った、ここでしか見ることのできないインタビューも収録。
さらに、共演者である二階堂ふみや演出・吉田照幸からの窪田への手紙、そして、窪田からの自身が演じた役である古山裕一への手紙など、本書ならではの企画コンテンツも見所だ。窪田が約1年もの間、「エール」の世界に真剣に向き合い続ける姿、その記録を一冊に凝縮した、自身初となるドキュメンタリーブックとなっている。
撮影を務めたのは、約8年前の撮影で意気投合して以来、これまで発表されてきた窪田のフォトブックやカレンダーを数年にわたり手掛けてきた写真家・齋藤陽道氏。読者がまるでドラマの裏側に実際に入り込んだかの様な没入感を感じることのできるビジュアルの世界観、撮影現場の雰囲気などをより近くに感じることのできる窪田の多面性溢れる表情や親しみを感じる独特な距離感のカットなど、本作ならではの貴重なショットが満載だ。
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