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さだの辞書 岩波現代文庫

Masashi Sada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006023560
ISBN 10 : 4006023561
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan

Content Description

「目が点になる」の『広辞苑第五版』収録がご縁の自伝的エッセイ集。家族・故郷・ご先祖様、友・仲間・恩人、歴史・土地・希望、本・音楽・映画を語る 27の三題噺。時に爆笑、時に涙。温かな人柄とユーモア、言葉にセンスが光り、多芸多才の秘密が見える。第69回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。解説=春風亭一之輔

【著者紹介】
さだまさし : 長崎市出身。シンガー・ソングライター、小説家。1973年フォークデュオ・グレープとしてデビュー。76年ソロ・シンガーとして活動を開始。「関白宣言」「北の国から」などヒット曲多数。小説に『解夏』『風に立つライオン』など。多くの作品が映画化、テレビドラマ化される。NHK「今夜も生でさだまさし」パーソナリティとしても人気。2015年「風に立つライオン基金」設立。様々な助成事業や被災地支援事業を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パフちゃん@かのん変更

    父親の商売が没落し、長屋に越してからつましい生活になった。小柄な母親が3800gのさだを産むとき大難産だった。ヴァイオリン奏者を目指したが受験に失敗…云々・・・。さださんのファンの方、是非どうぞ・・・

  • samandabadra

    文庫の前に単行本があったようだが、さだファンだった母は読めただろうか。コンサートや歌のエピソードとして聞いた話もずいぶん含まれているが、後日談もあり、その後の展開も知る。極光の主人公の女性の話、風に立つライオンのように世界で活躍されるお医者さんたちの話やコロナ禍での出来事なども詳しく知ることができた。山本直純さんのエピソードも好きだけど、やはり、出色は「目が点」の福田幾太郎さんの話かな。そうか、幾次郎さんもか、時間の流れがかくも残酷なものなのだと、味わい知るようになった今日この頃。ああ何もかもいとおしい

  • あんどう れおん

    岩波書店の月刊誌『図書』に連載されたエッセイ集。文庫版の発表にあたって追加された二編や春風亭一之輔さんの軽妙な「解説」など、全体的に華やかな一冊です。本業の音楽にとどまらず、落語や俳句や人々とのご縁にまつわる話題が、独特のテンポとバランス感覚を駆使した名文でつづられていると感じました。文学や神事についての記述からも、多くのことを教えていただけたと思っています。あらためて、いろいろなことを学びたい気分になりました。とにかく名著です。

  • 白いカラス

    恩師の松山先生が國學院の文学部に行くように指導したのも頷けますね。文章の切り口といいまとまりといいあっぱれです。涙あり笑いありで楽しく読ませていただきました。

  • ふじのはな

    さだまさしさんの曲は聞いたことあるけれど、島を持っていたり、映画を作っていたり、という話は知らなかった。人に歴史あり。文章はわかりやすいけれど、漢字が読めないことが多く、辞書片手に読み進めた。『購う』とか『繙く』とか。さすが文学好きで、歌詞を書かれる方だなぁと思った。

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