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浅田家

Masashi Asada

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903545264
ISBN 10 : 4903545261
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan

Content Description

父、母、兄、そして弟(写真家本人)の4人家族が、ラーメン屋や消防士や極道一家など、さまざまなシチュエーションになりきって作り上げた記念写真の数々。
そして、撮影の前後の思い出のシーンを再現した"あるある"な家族写真。

すべてが浅田家の地元の三重県でいろいろな方の協力を得ながら撮影され、7年もの月日がかけられた「浅田家」特製記念写真は、「演出」の見事さとともに、家族の関わりの強さや記念写真がもたらす力にあらためて驚かされる。

「浅田家」の写真、それは撮影日が記念日となる記念写真だ。
家族全員の休みを合わせ、場所を借り服を決め、シーンをみなで考え、タイマーのスイッチを押す。
待っていてもなかなか来ない記念日を、写真を通じて作り上げていく。
そのとき写真は家族が集まるきっかけであり、記録でもある。
それは写真が本来もつ力を新たに追求した「記念写真」といえるだろう。


写真集より

僕の写真は記念写真です。

けれど、いわゆる普通の記念写真とは少し違います。普通は、どこかに出かけたらメインの場所でパチリ。みんなでたまたま集まったら並んでパチリ。それはそれでもちろん良い。写真だなって思う。

でも浅田家の記念写真は、みんなで休みを合わせて、場所を借りたり、服を決めたり、シーンをみんなで考えたりして写真を撮ります。それは自ら記念をつくっていく記念写真です。待っていてもなかなか来ない記念日を、写真を通じてつくりあげていく。写真には、きっかけになってもらったり、みんなをまとめてもらったり、一枚の映像として残してもらったり、いつもお世話になってばかりです。

『浅田家』を見てくださった方々、本当にありがとうございます。 自分で言うのも何ですが、こんなに思い出に残っていて、朝起きた瞬間に拝みたい写真は他にあんまりありません。もちろん寝る前でも。
この写真集は、ひたすら協力してくれた家族と、力を貸してくださった皆さんへのお礼でもあります。そして、家族と、そこからつながっていくすべての方に見ていただきたいと思います。どこまでも広く。

この地球にはどれだけたくさんの、どれだけ多種多様な家族がいるのか、僕には想像すらできません。いろんな所に行って、いろんな家族に出会って、いろんな記念写真を撮るのが今の僕のしたいことナンバーワンです。

その場が、その一枚がどれほどのものか、一度体験してください。本当は写真でなくてもいいのかもしれない。ただ、そこから動き出すものを信じています。

浅田政志

Customer Reviews

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じっくり眺めた後、最後に映画のパンフレッ...

投稿日:2021/04/10 (土)

じっくり眺めた後、最後に映画のパンフレット写真とともに堪能しました。まったく同じ場所で撮影しているものもあり、あまりにそっくりなので最後はどっちがどっちだかわからなくなってしまいました。

akb009 さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みかん🍊

    映画と小説読んでから撮られた背景とか知ってからだとまた感慨深いです、紹介されているのだけでなく他にもたくさんの写真があってほんとに家族仲が良いのだなとほのぼの幸せな気持ちになれます。

  • kei302

    ノベライズ→映画→写真集「浅田家」。この順番が一番楽しめるよ(^o^) 浅田弟の作品に協力する両親&兄。ブラボーです。スタンディングオベーションです。“家族写真”のよさ、温かさがガンガン攻めてきます。やっぱり浅田家 最高です。ノベライズ本でうっかり騙されたけど、写真集に載ってった作品だった。感動できたから善しとしよう。

  • kokada_jnet

    2008年刊行の、著書の親兄弟四人家族の、集合コスプレ写真をあつめた写真集で、第34回 木村伊兵衛賞受賞作。Amazonだとなぜか、2019年刊行となっているが。これはAmazonで販売開始したのが2019年ということかな。

  • かんらんしゃ🎡

    ★まさかの熟年家族写真集(笑) オヤジさんの顔に刻まれた深いシワ。息子らの刺青。この家族には一悶着も二悶着もあったんだろうな。それを乗り越えて、この歳で揃ってバカができるのはお互い尊敬し合ってるんだろう。極道の親分さんが一番キマッているよ(^o^) 今後家族の誰それが欠けても遺された者には近くて強い思い出が残る。羨ましいかぎりだ。ただの記念写真がホントの宝物になる。★光や陰を上手く使って、さりげなさの中に強い印象を残す作品。これこそプロの仕事。

  • かっぱ

    【図書館】映画化されることを知って借りました。さぞや予約が多いのだろうと思ったら予約0件ですぐに借りることができました。いい親子だ。お父さんもいいけど、お母さんの表情がいい。こんなノリのいい家族ってあるんだな。家族写真ですがある職業人になり切ったコスプレ写真ばかり。笑える。消防士から水族館のセイウチショーまである。違うんだけどそれっぽくも見えなくはないという微妙なラインがいい。極道はそのまんま(お父さんのいかつい顏と次男のタトゥーがまんまです)。楽しめた。

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