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自民党の変質 祥伝社新書

Masaru Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396117030
ISBN 10 : 4396117035
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本政治はどこに向かうのか
衆議院補欠選挙で敗北が続く自民党。
また、岸田文雄政権は裏金問題等により低支持率に喘いでいる。
佐藤優元外務省主任分析官は、岸田政権を「深海魚のような政権」と評し、
山口二郎法政大学教授は「家産制国家へ逆行している」と語る。
自民党は保守政党と呼べないほど変質し、所属議員は劣化した。
自民党は解党に向かうのか。だとすれば、自民党を政権から引きずり下ろす政党はどこか。
あるいは、過去何度も窮地に陥りながらも復活したように、危機を乗り切るのか。
国際政治の潮流も踏まえ、自民党およびこの国の未来を読み解く。


(以下、目次)
はじめに――対談から生まれた独自の分析と予測(佐藤 優)
第一章 日本政府のトランプ対策
第二章 もはや保守政党ではない
第三章 岸田政権が壊したもの
第四章 自民党の本質
第五章 自民党の息の根を止める政党
第六章 激変する国際情勢のなかで
おわりに――二〇二四年は大きな転換点(山口二郎)

【著者紹介】
佐藤優 : 作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館書記官、国際情報局主任分析官などを経て作家活動に入る。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)など

山口二郎 : 法政大学法学部教授。1958年生まれ、東京大学法学部卒業。同大学法学部助手、北海道大学法学部教授、オックスフォード大学セントアントニーズ・カレッジ客員研究員などを経て現職。専門は行政学、現代日本政治論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gtn

    冒頭で佐藤氏が山口氏を「過去のみずからの政治的活動を反省し、それをテキストにするという誠実さ」を持つと評する。政権交代を信条とする山口氏を"ほめ殺し"にし、牽制する佐藤氏。さすが元外交官。意外なのは、公明党に正当な評価を与える等、今まで理想主義者だった山口氏が、現実主義者に変身していること。読了し分かったのは、立憲、国民、維新等各党主張もバラバラで、野党連立は、ほぼないと考えていい。一方、自民も安泰ではない。政策実現を優先する公明は、自民より与党を選択すると佐藤氏が指摘。予断を許さない政局。

  • templecity

    少し前まで派閥があったが、これが無くなることにより派閥の中で人が育たなくなり、民主みたいにポピュリズム主導になってしまう。官僚の能力の低下も懸念されるとこであるが、将来を見据えた対策が必要.欧米も安定した基盤が変わっていく兆候が見られる。

  • まさにい

    さすがに国民民主党の躍進については予想できなかったみたいですね。岸田がウクライナは明日の日本と言っていたことは頷ける。アメリカは日本が有事の際、当然には派兵をしない、つまりアメリカ憲法で議会の承認が必要だから。だったら、どうしたらいいのかについての議論はないが、実はその対応はちゃくちゃくと進んでいるようにも思われる。民間のロケット開発はいざという時に大陸弾道弾ミサイルとして応用できるからだ。この国の未来については両者に明確なビジョンはない。混沌とした時代に突入してしまったのだなぁ。

  • funuu

    山口さんが自民党の裏金問題を仕方ないと言っていたのには驚き。 昔は派閥のボスが金をくれた。 今は派閥の名前でパーティーをやり派閥に金を上納し半分もらうシステム。 佐藤さん 政治家を安くたたくと政治家は自分で蓄財せざるをえない。

  • ランラン

    保守とは社会の調和を守る心の習慣に近い。社会的経済的分断に対抗すべく心に築いた防壁のようなもの。保守のテーマは富裕層が貧困層。弱者を扶助すること、つまり社会の生存本能を守ることである。ところが日本の保守は明治維新の時人為的に近代化したこともありそれを正当化するイデオロギーとしての保守の思想がある。権力権威に癒着してしまっている。

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