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砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々 河出文庫

Masao Urino

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309419763
ISBN 10 : 4309419763
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中森明菜「少女A」の大ヒットで本格的に作詞家として活動開始、八〇年代歌謡曲シーンをきらめく才能たちとともに駆け抜けていく。「涙のリクエスト」「2億4千万の瞳」「め組のひと」「SOMEBODY’S NIGHT」…誰もが耳にしたヒット曲の数々を世に送り出した、シティ・ポップの巨匠の自叙伝。

目次 : 第1章 リトル・トウキョウ/ 第2章 LA VIE EN ROSE/ 第3章 MIDNIGHT DIAMOND/ 第4章 2億4千万の瞳/ 第5章 少女A/ 第6章 涙のリクエスト/ 第7章 PURE GOLD/ 第8章 美貌の青空/ 第9章 MIND CIRCUS/ 第10章 天国より野蛮

【著者紹介】
売野雅勇 : 1951年、栃木県生まれ。作詞家。上智大学文学部英文科卒。コピーライター、ファッション誌副編集長を経て、82年、中森明菜「少女A」の大ヒットにより作詞活動に専念。以降、チェッカーズ、近藤真彦、河合奈保子、シブがき隊、郷ひろみ、ラッツ&スター、稲垣潤一、オメガドライブなどへの数多くの作品により80年代アイドルブーム、シティ・ポップブームの一翼を担う。90年代以降は坂本龍一、矢沢永吉から中谷美紀、GEISHA GIRLS、SMAP、森進一まで幅広く作品を提供する一方、映画・演劇にも活動の場を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • りんだりん

    中森明菜、チェッカーズ、矢沢永吉など著名なアーティストの、誰もが耳にしたことがある楽曲を世に送り出した作詞家の自叙伝。読んでいると、1980〜90年代の勢いのあった日本のミュージックシーンや、時代そのものの途方もない前向きさや明るさが伝わってくる。その時代を少年〜青年期で生きた人ならこの感覚はわかってくれそうな気がしている。逆に他の世代の人がこの本を読んだらどう感じるのだろうか?★3

  • Tomomi Yazaki

    今なぜか世界では、80年代の日本のシティーポップが流行っている。本書ではその古き懐かしい時代を振り返る。著者は作詞の創作を通じて経験した数々の歌い手とのエピソードをサラッと書き上げている。YMO、シーナ&ロケッツ、河合夕子。懐かしいアーティストたちのオンパレード。調べてみたら彼は、錚々たる歌手の歌詞を手掛けていた。中でも中森明菜の少女Aにはひとかたならぬ思い入れがあるみたい。少女Aがなんで17歳なのか、なんて理由も明らかにしている。そして作った数々のサマーソング。それを聞いたら誰もが口ずさむことでしょう。

  • 阿部義彦

    河出文庫最新刊です。作詞家の売野雅勇さんの自叙伝。シティポップの作詞家と言うと、私たちの世代だと断然、松本隆だと思うんですが、売野雅勇さんは、YMOの結成と前後する位から頭角をあらわし「少女A」や「涙のリクエスト」等が有名ですが、坂本龍一や中谷美紀さんにも素晴らしく退廃的美学に溢れる詩を提供してたのですね。『美貌の青空』『砂の果実』など意識しないで愛聴してました。時系列よりも、自分が過ごした濃い時間に重点をおいた、アトランダムな構成がありきたりな文章とは違い不思議な魅力となっています。

  • にゃん

    特にお亡くなりになった方々の逸話が印象に残ります。 何度もお会いした方でも一定以上親しくできない売野さんのお気持ちがわかるような気がします。朝日新聞の「声」欄に載った少女の文章に「この歌を書いて本当によかったとこころから思えた瞬間だった」との想いを持たれたことに共感。山田詠美さんの解説も素敵です。

  • しびぞう

    朝日新聞出版から出ている方を読んだ。最後の頁までめくったら索引が出てきて、これは紀伝体の資料なのかと驚いた。文体は石原慎太郎の『天才』に近い。思い出話だから時系列が整っていない。でもそれがとてもリアルだ。筆者が老境に入ったことをまざまざと表している。時代の寵児も巷の老人と同じ時間感覚を持つようになるのだ。話は面白かった。二十歳前後の人達にとっては、会社の偉い人はこんなふうに時系列など無視して語る、というモデルケースとして読める本なのではないかと思った。

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