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怪獣談 文豪怪獣作品集 平凡社ライブラリー

Masao Higashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582769845
ISBN 10 : 4582769845
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ゴジラ、モスラ、ラドン‥‥大怪獣が夢の饗宴! 武田泰淳、香山滋、光瀬龍ら、怪獣と特撮映画を愛してやまない文豪たちによる小説、随筆のほか、東山魁夷×三島由紀夫による怪獣往復書簡も収録。怪獣文藝史上、不朽の名作の数々がここに集結!

【著者紹介】
東雅夫 : 1958年、神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学文学部卒業。アンソロジスト、文芸評論家。1982年から「幻想文学」、2004年から「幽」の編集長を歴任。著書に『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、第64回日本推理作家協会賞[評論その他の部門]受賞)ほかがある。また近年は児童書の企画監修も手がけ、ますます活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    「幻想文学」「怪獣文学大全」をベースにまとめられた文壇怪獣作品集。どちらも読んでいたので、ほとんどは再読となる。「モスラ」「ラドン」「マタンゴ」の原作小説を読み返し、小説としての魅力にも溢れているのを再認識する。巻末には、三島由紀夫と東山魁夷の往復書簡が収録されていて、私の大好きな東山魁夷が特撮映画や外国の怪奇空想映画をよく見ていると書いていて、嬉しくなった。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    怪獣好きには溜まらない短編集。更には特撮映画における異色な傑作、映画『マタンゴ』(まだ、観てない・・・)を小説化したものも収録されており、豪華だ。それにしても『マタンゴ』は徐々に人間関係がドロドロしていく様子が島の異様さの正体と合わさり、何とも言えない嫌な気持ちにさせてくれる傑作だと確信しました。3人のリレー小説式で小美人とモスラの関係性を描く「発光妖精とモスラ」は繋げ方が巧いし、作者たちが名を変えて作中に登場していたりするサプライズも楽しい。「ゴジラの来る夜」は花田清輝氏に散々な評だが個人的に一番、好き

  • HANA

    文豪たちが書いた怪獣小説アンソロジー。探偵・SF作家が中心かと思いきや、純文学作家も手掛けてるのね。明治時代にも硯友社が探偵小説書いてるし、この辺はノリで書く事多いのかも。とあれ武田泰淳のゴジラやモスラだけど、作品を通して当時の思想が透けて見えて娯楽としての限界を感じるので、この辺は本職の娯楽作家が上かなあ。黒沼健のラドンや香山滋の雪男は夢中になって読めるのだけど、白眉は何と言ってもマタンゴ。「闇の声」は読んだ事あるけど、登場人物を増やすことによって人間関係の悪化や食べた時の狂気が一層深まってました。

  • sin

    マンモジーラ/編集者にとってお子様は社長!ゴジラ/いったい何を観せられているのだろう?資本家・教祖・脱出王・労働者代表がカリカチュアされた男の象徴としても、才女・女優にストリップを披露させる茶番には困惑しかない。モスラ/資本主義の弊害!ラドン/現代なら平成ギャオスの様に保護しようとする向きもあるだろう。雪男/キングコング?あるいは現実にゴジラは無理でも雪男なら⋯マタンゴ/ホジスンの『夜の声』にはない人間の持つ欲望の描写が怪奇色を増している。マグラ/ゴジラの二番煎じだと思う作者の心持ちが物語を硬くしている。

  • 5〇5

    今、甦る! マンモジーラが、ゴジラが、モスラが、ラドンが、雪男が、マタンゴが、そしてマグラが! 元怪獣少年たちよ――入手困難だった愛すべき怪獣たちの大集合に刮目せよ!(鈴音書店 千曲店 江藤杏子さん)

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