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草原の風 下巻

Masamitsu Miyagitani

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120043086
ISBN 10 : 4120043088
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan

Content Description

いよいよ「天子」として立つ劉秀。その磁力に引き寄せられるように、多くの武将、知将が集結する。臣を重んじ、民に寄り添った皇帝・光武帝の後漢建国の物語、堂々完結。三国志よりさかのぼること二百年。曹操・劉備・孫権の活躍にもひけを取らない、こんなにも面白い時代があった!中国史上燦然と輝く名君・光武帝が二千年の時を経て甦る。

【著者紹介】
宮城谷昌光 : 昭和20(1945)年、愛知県蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。平成3年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞した。続いて5年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、12年には司馬遼太郎賞、13年『子産』で吉川英治文学賞、16年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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後漢の光武帝というなかなか取り上げられる...

投稿日:2012/02/02 (木)

後漢の光武帝というなかなか取り上げられることが少ない時代が舞台の本作。主人公の劉秀をはじめ、多くの魅力的な登場人物たち・・・。 こんな面白い時代の作品がなぜ少ないのか?と思うほどの読み応え。上巻から一気に読み進めました。 本作は新聞朝刊に連載されていたのですが、その制約なのか、最後が一気に駆けあしで、無理やり最終回までまとめました、という感じなのが残念。単行本化にあたっては、最終回までの急な駆け足の部分をもう少し膨らませてくれたら、大満足だったのですが。

たしか さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い

    後漢樹立の巻である。心なしか 穏やかで、 爽やかな建国である。 劉秀と陰麗華、郭聖通の描写もきめ細かい。 中国史上 最も賢皇后と言われた 陰麗華の親族も 慎しみ深く、心地よい。 光武帝への道…劉秀の爽やかさが 際立つ、 そんな作品だった。

  • しーふぉ

    光武帝が漢を再興して建武という元号を使った。後醍醐天皇の建武の新政はここから元号を取ったのか⁈三国志の劉備が漢の復興を願ったのも劉秀の故事があったからなのかもしれない。

  • とくてる将軍

    劉秀の選択と決断が最良とは言えないのに、結果が良好となった。なぜなのか。歴史にはこの「なぜ」を考えるだけでも、人は豊かさを得られる、そうです。歴史書の読み方、勉強になりました。劉秀の生き方、寛容さ、考え方等も見習います。

  • omatsu

     後漢王朝の創業者である光武帝・劉秀の生涯を描いた作品です。中国史といえば項羽と劉邦の物語、そして曹操、劉備、孫権の三国志は有名でいろいろな物語が描かれています。この後漢の英雄・光武帝のことは、ほとんど描かれた作品はないのではないでしょうか?そして私は恥ずかしながら全く知らない時代の物語でした...そのお陰でこの作品を読み進めることが新鮮!面白い!の連続。しかしながら、まったく不勉強の(基礎知識がない)ため登場人物が、すっとイメージできず敵か?味方か?誰だったか?と迷い迷いの読書になったのも事実です。

  • マッサー

    劉秀(光武帝)は戦が上手だが、敗者を赦す寛容な人柄が、人徳を集め天下統一を実現させた。戦争の具体的な戦略が描かれていたらもっとおもしろかったと思う。【お薦め ❗️❗️❕】

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