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呉越春秋 湖底の城 第六巻

Masamitsu Miyagitani

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062197366
ISBN 10 : 4062197367
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan

Content Description

孫武を迎え入れた呉は、迫り来る大戦に向けて準備を進めていた。その一方、楚では令尹子常が実質的な国の運営を行っていた。傲慢な子常のやり方に不満を持った盟下の蔡と唐は、密かに楚を見切り、呉側についた。孫武と伍子胥はこの戦いをなんとしても勝ちきることを誓い合う。そしてついに呉軍は楚都へ向けて軍を出発させる。呉軍と楚軍は正対し、一進一退の戦いを続ける。そんな中、呉王闔盧の弟、夫〓(がい)が抜け駆けをし、楚軍を撃退する。そのような弟の動きを苦々しく思う闔盧は、孫武の教えに従い夫〓(がい)を罰しないことにするのだが―。中国戦史上、特記される戦いの行方は。そして伍子胥の復讐は果たされるのか。

【著者紹介】
宮城谷昌光 : 1945年愛知県蒲郡市生まれ。『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、『子産』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 遥かなる想い

    第6巻は伍子胥復讐の巻である。史上有名な呉楚の戦い、軍師孫武の策略… 宮城谷昌光が甦らせる 世界は胸が踊る。 父と兄の復讐に燃える 伍子胥が平王の墓を 暴き、死者を鞭打つ描写がなぜか淡々と描かれているように思えるのは何故なのだろうか…伍子胥と孫武の 出会いは歴史の必然なのだろうか。 復讐を終えた伍子胥の 心境と孫武の死…迫りくる 呉越の戦いは次巻以降のお楽しみである。

  • 星落秋風五丈原

    伍子胥死者に鞭打つシーン遂に登場。これがために彼の評価も下がりがち。楚の奥深くまで攻め込み、しかも諸国に王の寛大さを知らしめたこの辺りが呉のピーク。英邁だが年をとりつつある王、後継ぎの急死、兵法の天才孫武の死と少しずつ伍子胥の凋落に繋がる出来事が積みあがってゆく。

  • イノ

    呉は英主 闔廬のもと楚にの大会戦に臨む。孫武の献策により、勝利した呉は楚都を制圧するが、楚王を取り逃がして仕舞う。復讐の人、伍子胥は父兄の仇 平王の墓を暴き、三百回鞭打つ。鬼の所業も宮城谷さんに掛かると美しい。ただ復讐の後、孫武の死去と共に、伍子胥に精彩を感じなく成って行くのは、彼にの破滅を知ってる自分の哀しみなのか。呉はいよいよ黄金期を迎え、呉越同舟の逸話に入る。

  • コダマ@ようやっとる!目指せパープレー

    柏挙の戦いで呉と楚の雌雄が決した。伍子胥は死んだ平王の骸に鞭打つ事で悲願を達成した。その一方で楚王を助けるべく申包胥が秦に挙兵を請い、越の允常が呉を討ち取ろうと挙兵する。楚を討ったのもつかの間、また戦いが始まる。

  • まえぞう

    いつも通り一気に読みました。やっと呉楚の闘いです。1年に1冊。臥薪嘗胆はまだだし、范蠡の後日談まで書くんだとすれば、あと何年かかりますかねぇ。

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