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三国志名臣列伝 呉篇

Masamitsu Miyagitani

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163919799
ISBN 10 : 4163919791
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan

Content Description

好敵手は、真の友であった。周瑜から陸抗まで、三国志の歴史世界は奥深い!

目次 : 周瑜/ 魯粛/ 張昭/ 甘寧/ 陸遜/ 朱然/ 陸抗

【著者紹介】
宮城谷昌光 : 1945年、愛知県蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後、帰郷。長い空白を経て、「王家の風日」を完成。1991年、「天空の舟」で新田次郎文学賞。同年、「夏姫春秋」で直木賞。1993年度、「重耳」で芸術選奨文部大臣賞。1999年度、司馬遼太郎賞。2001年、「子産」で吉川英治文学賞。2004年、菊池寛賞。2006年、紫綬褒章。2015年度、「劉邦」で毎日芸術賞。2016年、旭日小綬章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まえぞう

    後漢から始まったこのシリーズ、魏篇、蜀篇を経て(恐らく)最後の呉篇になりました。こうしてみると呉は人材に乏しく、というか、魏の豊富な人材が目立つのですが、まずは周瑜、魯粛、陸遜が思い浮かぶくらいで、この本でも取り上げられています。漏れていると思うのは、呂家の阿蒙の呂蒙と孔明の兄の諸葛瑾とかくらいです。また、宮城谷さんの三国志を読みたくなりますが、長いですからね。

  • 25年。これで宮城谷三国志も終わりかと思うと感慨深く、読み終わるのが惜しい■呉を見ると、このあとの中国の南北朝時代に続く、華南の経済力、人材、文化の萌芽という印象がある。三国時代の頃に戦乱を避けて徐州などから南に移った人も多いだろう。魯粛や張昭、張紘もそうだし、諸葛亮も一時荊州にいた■孫呉といえば筆頭は周瑜、周公瑾だろう。この人しかいない。赤壁の勝利の立役者である。一方、演義では諸葛亮にいいようにやられる道化であり演義の創作の妙に驚く■孫堅の父はよくわからず、瓜売りをしていたという説もある(続く)

  • ガットウ

    ★★★★4.0点。若い頃三国志を読んで「呉と蜀で戦ってる場合じゃないでしょっ!」ともどかしく思ったものだけど、オッサンになっても同じ感想。

  • アカツキ

    各章主人公の人生とともに孫家、呉の歴史を追っていく。孫権は傑物に囲まれた普通の人という印象で、老年になって耄碌したというより導いてくれる傑物がいなくなって地が出たという感じを受ける。名前は知っているけれど何をしたのかというとわからない甘寧、朱然の話が読めてよかった。派手な活躍や語れるところが少ないからぼんやりしていたのねと納得。

  • BIN

    周瑜、魯粛、張昭、甘寧、陸遜、朱然、陸抗の列伝。最後を陸抗で締めるのは当然といえば当然ですが、蜀滅亡後を取り上げる作品は少ないのでありがたいところですね。朱然を選んでるのもさすが。あとがき(正確にはあとがきというタイトルではないが)にもありますが、魯粛の評価を上げるような書き方になっているのが良かった。今まであとがきがなかったことを考えると名臣列伝もこれで終わりのようです。晋篇も欲しかったが。。。

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