Masafumi Goto / Tatsushi Fujihara

Individuals/organizations Page

Books

青い星、此処で僕らは何をしようか

Masafumi Goto / Tatsushi Fujihara

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784911226131
ISBN 10 : 4911226137
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ミュージシャンと歴史学者。
偶然、同年同日に生まれた2人が邂逅し、
対話を始めた――

新聞、映画、往復書簡、フィールドワーク…
この半世紀の問題を丹念に学び、
100年先に向け探った、自分たちの時代の「抗い方」。

――終章より――
生産や消費の多寡ではなく、分解が大事なのだというような発想で、未来について考えたい。伸び代はきっといくらでもあるし、何かを損なうことなく、僕らは豊かになれると思う。根拠はない。けれども、そう真剣に信じている。みんなでやり直そう。――後藤正文

本書のタイトルは、青い星「を」どうしようか、という問いではない。青い星「で」どうしようか、という問いである。青い星は、誰のものでもなく、誰のものでもある。だからこそ、同じ惑星をシェアするには、率直な言葉の交換が必要である。本書がそのひとつとして、未来の青い星の共同使用に貢献できれば幸いである。――藤原辰史

[ 目次]
第1章 Back to 1976.12.2 〜生まれた日の新聞を読む
映像をめぐる往復書簡(1) 『阿賀に生きる』 
第2章 一九七〇年代前後の人間と環境の破壊
映像をめぐる往復書簡(2) 『意志の勝利』 
第3章 社会を体で鳴らせ 〜上勝というフィールドに立つ
映像をめぐる往復書簡(3) 『アメリカン・ユートピア』 
終章 青い星、此処で僕らは何をしようか


《著者情報》

後藤 正文(ゴトウ マサフミ)
1976年12月2日生まれ。静岡県出身。ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカル&ギターを担当し、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。また、新しい時代とこれからの社会を考える新聞「The Future Times」の編集長を務める。レーベル「only in dreams」主宰。2024年5月、静岡県藤枝市にて「NPO法人アップルビネガー音楽支援機構」を設立。著書に『何度でもオールライトと歌え』『凍った脳みそ』『朝からロック』、編著に『銀河鉄道の星』など。

藤原 辰史(フジハラ タツシ)
1976年12月2日生まれ。島根県出身。京都大学人文科学研究所准教授。専門は現代史、特に食と農の歴史。著書に『縁食論』『トラクターの世界史』『カブラの冬』『ナチスのキッチン』(河合隼雄学芸賞)、『給食の歴史』(辻静雄食文化賞)、『分解の哲学』(サントリー学芸賞)、共著に『中学生から知りたいウクライナのこと』『中学生から知りたいパレスチナのこと』など。

【著者紹介】
藤原辰史 : 1976年12月2日生まれ。島根県出身。京都大学人文科学研究所准教授。専門は現代史、特に食と農の歴史。著書に『ナチスのキッチン』(河合隼雄学芸賞)、『給食の歴史』(辻静雄食文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たっきー

    1976年12月2日生まれの後藤さん(アジカン)と藤原さん(大学准教授)のおふたりによる対談と往復書簡・メッセージ。同じ生年月日のおふたりの考え方の近しい部分とそうでない部分がみえると面白いなという動機で読んだ。環境問題、社会問題についてがテーマで、思っていた内容とは違ったが、とても大事なことが語られている。藤原さんの著作『分解の哲学』を読んでみたくなった。

  • joyjoy

    我が家の暮らし、すっきりと整えたいと思っている。でも、自分の理想の暮らしを思い描こうとしたときに、自分だけ、家族だけのことを考えていても、心から納得できる暮らし方にはたどり着けないんだ。世のなかを、世界を見つつ、目の前にある、あるいは隠された問題に対し、自分は何ができるのか、周囲の人たちと対話しながら向き合っていけたらいいな。加害者意識を持つのは難しいけれど、皆が当事者という意識を持って、この消費社会から少しずつでも脱け出していきたいね。映画『阿賀に生きる』を観てみたい。「分解の哲学」も読みたい。

  • ちこ

    oyoyで店員さんの推し推しで。アジカンの後藤さん、全く知らんかったけどすごい環境問題とかにも造詣深いしミュージシャンとしての姿勢もいいなぁ。聴いてみようと思いました。この本を、めちゃくちゃ面白いですよ、と薦められるほど、1回読んだだけでは理解できなかった。公害病の問題とか、全然ちゃんと知らないなぁと。作中に出てきた映画も観てみたい。この青い星で私も何をしようかな。

  • うさぎや

    生年月日が同じという共通点を持つミュージシャンと歴史学者の対談集。考えさせられるところが多くて読むのに時間がかかったけど、まだやり直すチャンスはあるのだという希望が見えた気がした。

  • sutekibito

    地球を思う二人の対談。とても真摯で、言葉が刺さる。 こんな、ミュージッシャンがおられること知らなかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items