Product Details
ISBN 10 : 4911226137
Content Description
ミュージシャンと歴史学者。
偶然、同年同日に生まれた2人が邂逅し、
対話を始めた――
新聞、映画、往復書簡、フィールドワーク…
この半世紀の問題を丹念に学び、
100年先に向け探った、自分たちの時代の「抗い方」。
――終章より――
生産や消費の多寡ではなく、分解が大事なのだというような発想で、未来について考えたい。伸び代はきっといくらでもあるし、何かを損なうことなく、僕らは豊かになれると思う。根拠はない。けれども、そう真剣に信じている。みんなでやり直そう。――後藤正文
本書のタイトルは、青い星「を」どうしようか、という問いではない。青い星「で」どうしようか、という問いである。青い星は、誰のものでもなく、誰のものでもある。だからこそ、同じ惑星をシェアするには、率直な言葉の交換が必要である。本書がそのひとつとして、未来の青い星の共同使用に貢献できれば幸いである。――藤原辰史
[ 目次]
第1章 Back to 1976.12.2 〜生まれた日の新聞を読む
映像をめぐる往復書簡(1) 『阿賀に生きる』
第2章 一九七〇年代前後の人間と環境の破壊
映像をめぐる往復書簡(2) 『意志の勝利』
第3章 社会を体で鳴らせ 〜上勝というフィールドに立つ
映像をめぐる往復書簡(3) 『アメリカン・ユートピア』
終章 青い星、此処で僕らは何をしようか
《著者情報》
後藤 正文(ゴトウ マサフミ)
1976年12月2日生まれ。静岡県出身。ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカル&ギターを担当し、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。また、新しい時代とこれからの社会を考える新聞「The Future Times」の編集長を務める。レーベル「only in dreams」主宰。2024年5月、静岡県藤枝市にて「NPO法人アップルビネガー音楽支援機構」を設立。著書に『何度でもオールライトと歌え』『凍った脳みそ』『朝からロック』、編著に『銀河鉄道の星』など。
藤原 辰史(フジハラ タツシ)
1976年12月2日生まれ。島根県出身。京都大学人文科学研究所准教授。専門は現代史、特に食と農の歴史。著書に『縁食論』『トラクターの世界史』『カブラの冬』『ナチスのキッチン』(河合隼雄学芸賞)、『給食の歴史』(辻静雄食文化賞)、『分解の哲学』(サントリー学芸賞)、共著に『中学生から知りたいウクライナのこと』『中学生から知りたいパレスチナのこと』など。
【著者紹介】
藤原辰史 : 1976年12月2日生まれ。島根県出身。京都大学人文科学研究所准教授。専門は現代史、特に食と農の歴史。著書に『ナチスのキッチン』(河合隼雄学芸賞)、『給食の歴史』(辻静雄食文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
たっきー
読了日:2025/03/22
joyjoy
読了日:2025/05/23
ちこ
読了日:2025/08/07
うさぎや
読了日:2025/01/07
sutekibito
読了日:2025/09/23
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

