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ISBN 10 : 4480867430
Content Description
「終わり」が語られながらも、“その先”が見えてこない資本主義。資本主義の概念を大幅に刷新し、“その先”へ行くための原理を示した決定的論考!異なる世界の可能性。
目次 : 第1章 終わらぬ終わり(「下部構造/上部構造」図式を超えて/ 賭博と黙示録/ 時間かせぎの資本主義/ 安楽死か、それとも終わらない延命か/ 量子論の裏返し/ 生産力と生産関係の矛盾/ ただ一つの資本主義が残る?)/ 第2章 剰余価値はいかにして生まれるのか(労働価値説・再考/ 利子の謎/ 予定説の逆説/ 剰余価値の生成/ 資本としての概念、そしてコギト)/ 第3章 増殖する知―資本のごとく(剰余権力/ 科学革命の可能条件―万有引力から考える/ 増殖する知/ 経験をまったく信じていないのに……/ 知の階級的な分布/ 懐疑と信仰)/ 第4章 神に見捨てられた世界の叙事詩か?(小説という新奇な文学様式/ 小説の極限にある役立たない辞典/ 不可能な告白を通じて―〈主体〉の生成/ キリストの不信の回帰/ 神に見捨てられた世界の叙事詩?/ 虚構性の勃興/ 資本主義と連動する小説)/ 第5章 “その先”へ(科学の言説と小説の言説―無限に対する二つの態度/ 「資本主義の終焉」の話題でもちきり/ プロレタリアートとは何か/ 交響圏とルール圏/ 「普遍性」から〈普遍性〉へ/ コミュニズムへ)
【著者紹介】
大沢真幸 : 1958年、長野県松本市生まれ。社会学者。専門は理論社会学。思想誌『THINKING「O」』(左右社)主宰。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授等を歴任。2007年『ナショナリズムの由来』(講談社)で第61回毎日出版文化賞(人文・社会部門)を、2015年『自由という牢獄』(岩波書店)で第3回河合隼雄学芸賞を受賞。2012年『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書)で中央公論新書大賞を橋爪大三郎とともに受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ころこ
読了日:2023/09/25
TATA
読了日:2023/11/03
ta_chanko
読了日:2023/08/04
Mc6ρ助
読了日:2024/08/03
izw
読了日:2024/02/23
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