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ISBN 10 : 4022518006
Content Description
「年をとったおまえを見たかった。見られないとわかると残念だな」作家夫婦は病と死に向きあい、どのように過ごしたのか。残された著者は過去の記憶の不意うちに苦しみ、その後を生き抜く。心の底から生きることを励ます喪失エッセイ52編。
目次 : 梟が鳴く/ 百年も千年も/ 猫たち/ 音楽/ 哀しみがたまる場所/ 作家が二人/ 不思議なこと/ 夜の爪切り/ 光と化して/ 降り積もる記憶/ 最後の晩餐/ 猫のしっぽ/ 生命あるものたち/ 喪うということ/ あの日のカップラーメン/ 金木犀/ それぞれの哀しみ/ Without You/ 先人たち/ 亡き人の書斎/ 蜜のような記憶/ 三島と太宰/ 夢のお告げ/ 喪失という名の皮膜/ 春風/ バーチャルな死、現実の死/ 受難と情熱/ 雪女/ 愛情表現/ 母の手、私の手/ 繭にこもる/ 祈り/ お別れ会/ 折々のママゴト/ シャルル・アズナブール/ 抱きしめ、抱きしめられたい/ 悔やむ/ 桜の咲くころまで/ 愛さずにはいられない/ 思春期は続く/ 動物病院にて/ 墓場まで/ 内線電話/ もういいよ/ 残された時間/ 静かな死顔/ バード・セメタリー/ つながらない時間/ 神にすがる/ かたわれ
【著者紹介】
小池真理子 : 1952年、東京生まれ。成蹊大学文学部卒業。78年、エッセイ集『知的悪女のすすめ』で作家デビュー、同書はベストセラーになり、一躍、時の人に。89年『妻の女友達』で日本推理作家協会賞、96年『恋』で直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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starbro
読了日:2021/12/05
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