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ISBN 10 : 4879842311
Content Description
明晰なユーモアとバランス感覚で創作の原点を明かす鮮烈な語り口。執筆活動を開始した初期から『侍女の物語』が刊行される1980年代末までの対談を収録。世界とカナダの文学をめぐって縦横無尽に語る。自身の作品から、文学・芸術、作家の社会的責任についてまで、精緻な論理と魅力的な個性で語るアトウッドの対談集。
目次 : 第1章 丘の中腹まで滑降して、スキーの技を考える/ 第2章 魔力による形態変化という問題/ 第3章 母親は床磨きよりスケートをしたかった/ 第4章 危機に瀕しながら踊る/ 第5章 沈黙した者たちに表現させる/ 第6章 与えられたものを利用すること/ 第7章 もっと遊べる余裕を/ 第8章 証言こそはあなたがしなくてはならないもの/ 第9章 女王さまは裸/ 第10章 ナイアガラの滝の上を綱渡り/ 第11章 またワルツを踊りましょう
【著者紹介】
マーガレット・アトウッド : 1939年、カナダのオタワ生まれ。トロント大学、ハーバード大学で学ぶ。1964年詩集『サークル・ゲーム』を発表、1966年カナダ総督賞受賞。以後数々の文学賞を受賞し、2000年には『昏き目の暗殺者』で英国ブッカー賞受賞。評論・脚本を含め30点以上の著作は多ジャンルにわたり、各作品が世界中で翻訳されている。講演、朗読会、アムネスティ・インターナショナルなど活動多彩
加藤裕佳子 : 神奈川県横浜市生まれ。東京女子大学英文学科、および同大学文学研究科修士課程修了。1981年より5年間、オタワのカールトン大学へ留学し、カナダ文学と映画論を学ぶ。アトウッドを含め、カナダの作家・芸術家の作品・人物論に関心を寄せる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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