「いいねえ」と口元にエロい笑みを浮かべて（多分）独り言で感想を口走りました。初めてManu Dibango氏の音楽を聴いたのは確か高校生の頃だったと思いますが、その頃から妙に下品な笑みでノッていたように記憶しています。なんて言うんでしょう、男の野生を刺激する音楽なんですよねえ。１と２は特に我々世代は顔が緩みます。全般的に顔ぶれがすごい！クレジットを見るとアフリカンポップスの大御所であることをあらためて感じます。Youssou’n Dour氏やPeter Gabriel氏の声が聞こえてきたときは鳥肌でした！今年のくそ暑い夏にはよくマッチしましたよ。来年の夏に備えてお勧めします。

フランスのUniversalが編纂した3枚組アンソロジー。ジャケット写真が無いのが非常に残念ですが、デジパック仕様のアートワークが美麗なのがまず目を惹きます。レアな録音が多い60年代音源中心のDisc 1から、代表曲のSoul Makossaなど70年代を網羅したDisc 2で盛り上げて、Disc 3の最後の最後にユッスー・ンデゥールをフィーチャーした再演版のSoul Makossaで締める選曲構成も素っ晴らしいです。1家に1セット必携でしょう、これは。