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晴れ姿の言葉たち

Manamo Miyata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163919928
ISBN 10 : 4163919929
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

推し、恋愛、創作、言葉、コミュニケーション‥‥
“恋をしたことがない”小説家とコンプレックスだらけの書評家が赤裸々につづる感動の往復書簡!

残念ながら四半世紀の人生のなかで、恋をしたことがありません。アイドルにぴったりだねと言われてきましたが、恋を歌うのに恋を知らないなんてまるで作家ねと思っておりました。
――宮田愛萌

僕はアイドルとか芸能人を好きになったことがないし、いまでもその感覚が本当のところはよくわかりません。多分それは、顔で勝負できる人に対する強烈な劣等感があるからです。(‥)僕は暗くて、どうしようもないやつで、キモい顔なんだと思っていました。
――渡辺祐真

・アイドルとは“来訪神”のようなものかも知れない
・感情という色に「名前をつける」と正しく感情となる
・ときには言葉のキャッチボールではなくドッジボールを!
・愛萌流“長所と混ぜ込む”コンプレックスの扱い方‥‥etc.

みずみずしい「はじまりの言葉」がここに。

【著者紹介】
宮田愛萌 : 1998年4月28日生まれ。東京都出身。2023年、アイドル卒業時にデビュー作『きらきらし』を上梓。現在は作家・タレントとして、小説、エッセイ、短歌など多方面で活躍。TBSポッドキャスト「宮田愛萌と渡辺祐真のぶくぶくラジオ」が人気を博す

渡辺祐真 : スケザネ。1992年3月3日生まれ。東京都出身。東京のゲーム会社でシナリオライターとして勤務する傍ら、2021年から文筆家、書評家、書評系YouTuberとして活動し、2023年に独立。毎日新聞文芸時評担当(2022年4月〜)。2022年、『物語のカギ「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Pa−Po

    往復書簡って読んだことなくて、さてどんなものかと思ってたらこれ、とんでもなく面白かった。 2人の考え方、表現に今までにない気付き、驚きをもらった。2人のこれまでを全然知らない(『あやふやで、不確かな』を読んだだけ&けんごさんのYouTubeを観てるだけ)せいか、もはや元アイドルの作家と書評家という2人の主人公の書簡体小説を誰がが書いたのを読んでるのではないかと思ったくらい。 今度2人のラジオ聞いてみよう。あと、また往復書簡始めてくれないかなぁ

  • ほんメモ(S.U.)

    『みんなで読む「源氏物語」』とはまったく異なり、文章がなんだかきゃぴきゃぴしているスケザネさん。そりゃそうか、往復書簡のお相手、宮田さんは元アイドルですものね。相手の事を気づかいまくったお手紙、それはそれで素敵でした。そして、宮田さんの書かれる文章はほぼ初読み(後で確認したら、みんなで読む源氏物語の方にもお名前があったけど、あまり印象に残っておらず…)。今の時代に求められる独特の感性をお持ちの方だな、という印象です。短歌も詠めてセンスがあってきらきらした文章が書ける、才能の塊みたいな人だなあと思いました。

  • 阪口まな

    ダチに誕生日プレゼントとしてもらった図書カードでスケザネの本(共著)を買った。良い誕生日だ。往復書簡…出版というかたちで人々に公開する手紙をやり取りし合うのって難しくないだろうか?はじめのうちは互いに距離をはかるかのようだったが徐々に内面のことを語りはじめて…中盤は本当にひとの手紙を盗み見ているかのようでいけないときめきを覚えた。共感できることも意外なことも。宮田愛萌さんの手紙には、なにかしら繊細なひとがモヤモヤを言葉にして伝えてくれた時の嬉しさがあった。本当に私が読ませてもらってよかったのだろうか。

  • ゆん

    ラジオとはまた違ったテンポの良さがあり、手紙の最初に日付も書かれていて過去のイベントとかを思い出しながら読めました。復書簡という形態から2人の日常生活や趣味嗜好といったことからスケザネさんの様々な知識や愛萌ちゃんのアイドル時代のエピソードやアイドル観まで知れて濃い1冊でした。

  • はる

    宮田愛萌、スケザネによって書かれた往復書簡。"晴れ姿"と本書で例えられているように、敬体で一定のテンションで書かれた手紙は、寝る前のリラックスした時間を過ごすのに最適で幸せでした。普段ミステリーばかり読み、エッセイなどは読まないのですが、日常遣いできる語彙力を高めるのには小説よりもエッセイの方が向いているのかも。ポッドキャストで人柄を知っていて読みやすかった可能性もあるので、他の方のエッセイも少しずつ読んでみようかな。これは小説ですが、湊かなえ『往復書簡』もその内読んでみたいと思いました。

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