Books

ボブ・ディラン 岩波新書

Manabu Yuasa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004314530
ISBN 10 : 4004314534
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
湯浅学 ,  

Product Description

足跡を辿り本質へと迫る
半世紀にわたるこれまでのキャリアをまとめる47枚組のボックス・セットを発表したボブ・ディランの足跡を辿る。彼の成し遂げたことをまとめた本は山のようにあるが、この本の筆者は、なぜそうしたのか/そうなったのかを膨大な知識と綿密な考察のうえに記し、ディランの作品の本質へと迫っていく。コンパクトなサイズでありながら驚くほどスリリングな一冊だ。(CDジャーナル Book Review)


(CDジャーナル 2013年 1月号より)

Content Description

ディランの歌は深読みを誘う。聴けば聴くほど憶測をよぶ。意味を問えば問うほど意味が逃げていく。謎多き現代の吟遊詩人。「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリングストーン」など、数々の名曲で人びとを魅了しながらも、つねに人びとの理解を超えていく。その人生の足跡と作品の軌跡をたどりながら、幻惑するトリックスターの核心に迫る。

【著者紹介】
湯浅学 : 1957年神奈川県横浜生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • いたろう

    フォークロックの先駆者、ロック界の吟遊詩人、異端児。ノーベル文学賞受賞のニュースに驚かされたボブ・ディランの伝記とその音楽の変遷。これを読むと、フォークギターをエレキに持ち替え、プロテストソングを捨てて、ブーイングの嵐を受けたのも、ディランの中では自然の流れであったと分かる。彼にとって、フォーク、ロック、カントリー、ゴスペルの違いなど大した問題ではなく、大事なのは、その時々で自らをいかに表現するかなのだろう。本書は2013年の発行だが、96年以来ノーベル文学賞の下馬評に上がっているとある。そうだったのか。

  • 抹茶モナカ

    ボブ・ディランの活動の歴史をまとめた新書。自分で自分を変革し続けて来たアーティストだとわかる。ノーベル文学賞受賞者に関する本というより、アーティストとしてのボブ・ディランを捉えた入門書的な本。音楽活動について、主に書かれていて、ボブ・ディランを聴き始めるには、わかりやすい本で嬉しい。

  • hideo

    東京に行く新幹線の中での読書。デビュー前の話を読むとフォークからの変節もわかるような気がする。 「激しい雨」までのディランには、時代を語る普遍性があったように思う。ポップスは時代に沿って、音を厚くし、音域を広げ、リズムも複雑になってゆくが、新しいものは1〜2年で古いサウンドとなってゆく。しかし、好き嫌いはあろうが1966年にディランが「How dose it feel?」と奏でる音楽はNHKの冒頭歌としても充分時代をとらえている。

  • 林 一歩

    みうらじゅんと比べると、湯浅氏はディランを客観的に捉えているので、著者が語るディラン評は安心して読むことができる。

  • Satoshi

    ノーベル文学賞まで受賞したボブ・ディラン。ロック界への影響力は言うまでもない。無骨な歌詞は詩的で難解。本書を読めば、彼のセルフプロデュース能力の高さを感じた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items