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果てしなきスカーレット 角川文庫

Mamoru Hosoda

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041156636
ISBN 10 : 4041156637
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

父の敵への復讐に失敗した王女・スカーレットは、《死者の国》で目を覚ます。そこは、人々が略奪と暴力に明け暮れ、力のない者や傷ついた者は存在が消えてしまうという狂気の世界。父を殺して王位を奪った叔父・クローディアスもまたこの世界に居ることを知り、スカーレットは改めて復讐を強く胸に誓う。そんな中彼女は、現代の日本からやってきた看護師・聖と出会う。時を超えて出会った二人は、衝突しながらも共に旅することになるが‥‥。

【著者紹介】
細田守 : 1967年富山県生まれ。91年東映動画(現・東映アニメーション)入社。アニメーターおよび演出家として活躍後、フリーに。『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(09年)を監督し、国内外で注目を集める。11年にはアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。『未来のミライ』(18年)ではアニー賞を受賞、米国アカデミー賞長編アニメーション部門にもノミネートされた。『竜とそばかすの姫』(21年)では、カンヌ国際映画祭のオフィシャル・セレクション「カンヌ・プルミエール」部門に選出され、世界中で注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海猫

    アニメ映画の公開前に刊行された細田守監督による小説版を読んでみた。これまでの作品群と比べると暗くて重い世界観なので少し驚く。中盤ぐらいまでは簡潔な語り口が合っていて渋いファンタジーとして好みだった。途中から登場人物たちが歌ったり踊ったりする場面が多くなるのでこの辺、映画ではミュージカル的な演出をしているのだろうか?後の方になるにつれ、テーマ性がどんどん前に出てくる。問いかけとしては興味深いがストーリー上、出てきた結果がなんか浅い気がした。映像表現だとまた印象が変わるかもなので機会があれば映画も観てみたい。

  • 映画公開前に原作を。これは何と言うか文字より映像で観る方がいいかもしれないなと感じた。ストーリーとしては、亡き父親の仇を討つために復讐に生きる王女スカーレットと看護師の聖の物語で、今までの細田守監督の作品を全部しっかり観たことがなかったけれど、ダークファンタジーという点がとても斬新だった。

  • METHIE

    ネタバレになるので詳しくは言えないが、面白いし感動でちょっと泣いちゃったですね。 聖がどうして異世界である「死者の国」にたどり着いたかの真相はかなり現代的で驚いたけど、細田守監督らしいある種の諦観とドライさを感じつつも多少のヒロイックを感じさせる。 主人公スカーレットが異世界から死者の国に行っていたと勘違いしていたけど、デンマークの王女でハムレットのオマージュなんですよね…… だから死者の国に行った理由もそれで。 異世界転移というよりもある種の地獄めぐりのような話。

  • チサエ

    こういう世界観、大好きです。重く、くるしく、つらく、でもかすかに光もある。愛とは。生きるとは。ゆるしとは。聖がいてくれてほんとによかった。そして世界は続いていく、決意と共に。映画、観に行きたいなあ。

  • まこっちゃん

    復讐に囚われた王女と、慈愛を持つ看護師。「死者の国」での旅路で生きる意味を問いかけるお話。 監督自身がまとめているからか、脚本のような描写で展開は分かるんだけど物語や人物が読者に訴えかけてくる感じがない。 昨今の世界情勢からして重いテーマに挑戦しているはずなのに、あまり響かないのは自分が薄情か文章理解力が乏しい所為かな…。

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